特許取得の移動式太陽光発電システムを春日部市の企業が開発 「エネトレシリーズ」や「エネバイ」を危機管理産業展(RISCON TOKYO)2023にて公開

この記事は約7分で読めます。
埼玉県春日部市でEV事業を展開する有限会社サポートマーケティングサービス(本社:埼玉県春日部市 代表取締役:荒川 真一、以下、サポートマーケティングサービス)は、日常時も非常時も役立つ「フェーズフリー」の考え方を広げるため、トレーラーに折りたたみ式太陽光パネルと蓄電池、ポータブル電源を搭載した移動式小型太陽光発電システム「エネトレシリーズ」、移動式超小型太陽光発電システムを採用した電動走行の3輪バイク「エネバイ」、ならびに同内容を載せた自転車「エネチャリ」を開発・公開しました。10月11日〜13日に実施されるイベント「危機管理産業展2023」にて、実物を展示する予定です。

■電気エネルギーに着目した経緯

弊社は、2010年より水陸両用車「ARGO」、2013年より消防バイクの開発を通じて災害対策に貢献してきました。災害時のさまざまな活動を通して、消防だけでなく電力供給の重要性を痛感したことから、電気エネルギーを使った製品の開発に着手しました。太陽光パネルと蓄電池をトレーラーに載せることでどこでも発電と給電が可能になる「移動式小型太陽光発電システム(エネトレシリーズ)」は、今年5月に特許を取得しました。太陽光発電は公害を引き起こさず、持続可能なエネルギー源として高く評価されています。

しかし、企業や自治体に災害対策の提案を進めるうち、災害が起きたときにしか目が行かない企業が非常に多いことに気づきました。災害時だけにしか使えないとなると、購入のハードルが高くなってしまうのです。そこで、日常時はもちろん、非常時にも役立つエネルギーソリューションを模索し、「フェーズフリー」という考え方に行き着きました。

■日常時も非常時も役立つ「フェーズフリー」という考え方

「フェーズフリー」とは、身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、非常時にも役立つようにデザインしようという考え方です。弊社では、ポータブル電源・蓄電池・移動式小型太陽光発電システムをトレーラーに載せた「エネトレシリーズ」、ポータブル電源・蓄電池・移動式超小型太陽光発電システムをオートバイに載せた「エネバイ」、ならびに同内容を自転車に載せた「エネチャリ」(いずれも商標登録済み)の開発および販売を通じて、クリーンな社会づくりを進めています。

■EcoFlowについて

EcoFlowは、2017年にバッテリー専門のエンジニアによって設立された、スマートで環境に優しいエネルギーソリューションを提供する企業です。EcoFlowのポータブル電源は、太陽光発電と蓄電池技術を組み合わせ、高用量の電力供給を可能にします。弊社では、EcoFlowのポータブル電源を製品開発に活用しており、代理店としての製品販売も行っています。

■移動式小型太陽光発電システム エネトレシリーズ(商標登録・特許取得済)

「エネトレシリーズ」はトレーラーにポータブル電源、蓄電池、折りたたみ式太陽光パネルを搭載した移動式の太陽光発電システムで、2023年5月には特許を取得しました。

日照のある場所で太陽光パネルを展開することで電気の供給が可能になります。太陽光発電で蓄電池に充電し、太陽光の弱い曇天や雨天の際には蓄電池の電力が使用されます。充電後の1年での放電率は10-20%程度であり、場所も取らないため、保管がしやすいのも特長です。

「エネトレ」のソーラーパネル。蓄電池などに太陽光で充電する。4分割折でコンパクトに収納可能。「エネトレ」のソーラーパネル。蓄電池などに太陽光で充電する。4分割折でコンパクトに収納可能。

移動式小型太陽光発電システムの詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=103014&release_id=1&owner=1

■小学校、病院、福祉施設で日常時も非常時も活躍

弊社の製品は、市役所、病院、老人ホーム、福祉施設、学校などでの活用を想定しています。

例えば、運動会やお祭りでは、再生可能エネルギーのポータブル電源を用いることでCO2の排出をゼロにし、騒音のないクリーンなイベントを実現できます。公共施設では、お花見やバーベキューなどのイベントでも活用できます。折りたたみ式ソーラーパネルを子どもたちのいる場面で使用することで、環境問題を学ぶきっかけの一つにもなります。

日常時にはもちろん、災害地での利用や停電時の対策にも役立ちます。飲食店や小売店では、停電になったときの備えとしてお店のレジにつけておくことで事業の存続が可能になるなど、災害時の企業の事業継続力向上にも繋がります。

■発電機と併用することで電力の安定供給を実現

弊社では、発電機を使って発電した電気をポータブル電源や蓄電池に充電を行う、ハイブリッド式の使用方法を推奨しております。発電機による発電は、定期的な燃料交換や空気汚染の問題が存在しますが、日光が当たらない状況においても発電できる強みもあります。通常時は再生可能な電気エネルギーを使用し、充電ができない場合には発電機を併用することで安定的な供給が可能になります。

■今後の展望

春日部市、越谷市、群馬前橋市、千葉県市川市との災害協定に基づき、さまざまな場面で活用できるポータブル電源の設置を推進します。

現在エネバイは軽自動車のため積載できるのが重量350kgまでとなっていますが、今後普通自動車仕様も開発し、さらに重量のある荷物を運搬できるエネバイを提供する予定です。

さらに、EV車の充電に特化した移動式給電スタンドの開発も進行中です。充電に必要な電圧200Vを供給できる特長を持っており、充電スタンドが近くにない状況で充電が切れ動けなくなってしまったEV車のすみやかな移動をサポートします。

■2023年10月のイベントにて公開予定

10月のイベント「危機管理産業展2023」にて、移動式小型太陽光発電システム(特許取得済み)、エネトレシリーズ、エネバイ、エネチャリ(商標登録済み)を公開する予定です。各商品を、実際に目の前でご覧いただけます。

「危機管理産業展2023」

日時;10月11日~13日 10:00〜17:00

場所:東京ビッグサイト 西1・2ホール

小間番号:1017

URL:https://www.kikikanri.biz/

これからの電気供給に関して、皆様どのような考えをお持ちでしょうか。従来はガスボンベを使用した発電機の使用が一般的だと存じておりますが、SDGsや未来の電源供給の在り方を考慮すると、ひとつのアイテムとして太陽光発電をプラスし再生可能エネルギーを併用することで、さらに安定的かつパワーアップした電源供給が可能になるのではないかと考えております。

ご興味をお持ちの自治体の方がいらっしゃいましたら、ご一報くださいませ。

また、弊社ではEcoFlow製の冷蔵庫やエアコンなども取り扱っており、お客様のニーズに合わせたエネルギーソリューションを提供しています。お買い求めや装備の相談はお気軽にご連絡ください。

有限会社サポートマーケティングサービスは、今後も各製品をブラッシュアップし、「フェーズフリー」なエネルギーソリューションを通じて持続可能な未来を築くお手伝いをしてまいります。

有限会社サポートマーケティングサービス
事業内容:土木建築資材(パイプ・接手類他)リース・販売
水陸両用バギー販売・キャラピラー式車椅子販売・再生可能エネルギー設置コンサル・トレーニング用品販売・EVモビリティ販売(コンサル)・その他

代表取締役 荒川 真一
設立:2005年4月1日
URL:https://www.sms-g.co.jp

<各事業ホームページ>

土木事業部:https://www.sms-pp.com/
特車事業部:https://www.sms-argo.com/
エネルギー事業部:https://sms-energy.com/
EV事業部:https://sms-ev.com/
福祉事業部 :https://sms-welfare.com/
海外事業部(ワールドサポートインターナショナル LLC):https://sms-w.com/

【本社】
〒344-0062  埼玉県春日部市粕壁東6-10-9
TEL:048-753-4200 / FAX:048-753-4201
【ショールーム】
〒344-0063 埼玉県春日部市緑町2-14-13
TEL 048-711-6867 / FAX 048-733-4011
【関西営業所】
〒675-2445 兵庫県加西市殿原町275-3
TEL:0790-44-8787 / FAX:0790-44-8788
【東京事務所】
〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関3-6-14 三久ビル501
TEL 03-6550-8526 / FAX 03-6550-8536

タイトルとURLをコピーしました