【ワタミ株式会社、環境事業スタート「25周年」】

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 ワタミ株式会社(東京都大田区、以下当社)は、現在、再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデル(ワタミモデル)の普及に取り組んでいます。その一翼を担っている環境事業は、今年で活動25周年を迎えました。当初の活動は、ワタミグループ内の外食店舗の廃棄物の適正処理やリサイクル・リユースの促進、エネルギーの見える化、社員への環境活動の啓蒙などでした。その成果として当社は環境大臣が認定するエコファースト企業に選ばれています。

 環境事業活動のひとつである「再生可能エネルギー(再エネ)事業」には2010年に参入しました。夢風車「風民」や太陽光発電所の建設・稼働に携わり、2014年には電力小売業を開始し、現在は社内外の300以上の拠点に「実質再エネ100%使用」の電気を届けています。

 下期の取り組みとしては、東京都大井町に新たな「実質再エネ100%使用の居酒屋」をオープンします。(「新総合居酒屋 和民のこだわりのれん街 大井町東口店」。2023年10月5日開店予定。ワタミの思いと事実がつまったフラッグシップ店舗として立ち上げます。)また、グループ初となる「小水力発電所」の建設や、CO2の削減につながる新事業にもチャレンジしていく予定です。

 今後も、25年間の環境活動の積み重ねを活かしながら、ワタミモデルの普及、その先にある持続可能な循環型社会づくりに貢献していきます。

 ■新たな「実質再エネ100%居酒屋」の環境価値

当社が運営する夢風車「風民」(秋田県にかほ市)の環境価値を、トラッキング付き非化石証書の仕組みを利用し、「和民のこだわりのれん街 大井町東口店」に紐づけ、実質再エネ100%を実現します。

夢風車「風民」夢風車「風民」

■エコファースト企業

ワタミグループ(海外事業と一部連結子会社除く)は、業界のトップランナーとして、2010年に環境省から外食企業として唯一「エコ・ファースト企業」の認定を受け、今日に至っています。2019年10月にエコ・ファーストの約束を更新する際、SDGsを取り入れた約束に刷新し、グループ内外に公表いたしました。SDGsを経営の中核課題 に取り入れ、お客様、地域、行政機関、お取引先様、従業員が一緒になって持続可能な社会を目指していきます。

■ワタミモデル

1984年の創業から外食産業に携わってきたワタミグループは、お客様に安全な食材でおもてなしをしたいという思いから、2002年に、有機農業をスタートさせました。現在、国内7ヵ所に532ヘクタールの規模で有機農業、酪農事業(1次産業)を行っています。

ワタミファームで採れた有機野菜(1次産業)は、ワタミ手づくり厨房で加工(2次産業)され、ワタミグループの外食事業や宅食事業(3次産業)を通じて、全国のお客様に提供されます。

さらに、持続可能な循環型社会の構築を目指すワタミグループでは、環境負荷を軽減するための取り組みや、再生可能エネルギー事業として風力発電設備の開発・建設・運転管理などにも取り組んでいます。

この一貫統合された“独自の6次産業モデル”で、ワタミグループは事業を成長させ“ありがとう”を集めます。

■ワタミ株式会社

【所在地】東京都大田区羽田 1-1-3

【代表者名】代表取締役会長兼社長 渡邉美樹

【設立】1986 年 5 月

【事業内容】国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業

【ホームページ URL】https://www.watami.co.jp

 

■ワタミエナジー株式会社

【所在地】 東京都大田区羽田 1-1-3

【代表者】 代表取締役 清水邦晃

【設立】 1998 年 7 月

【事業内容】 電力事業、地域電力支援

 【ホームページ URL】 https://watami-energy

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