【2023年10月6日 東京発】
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、昨秋「世界の子どもと出会う場所」をテーマにリニューアルしたユニセフハウス常設展にて、ユニセフ(国連児童基金)・アジア親善大使として活動しているアグネス・チャンさんによる英語版の音声ガイドサービスの提供を開始いたしました。
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アグネス・チャン大使のご協力のもと、声優・名塚佳織さんによる日本語版に続いて制作された英語版音声ガイドは、東京都港区にあるユニセフハウスにて、無料でご利用いただけます。
日本語版同様、多様な世界の子どもと出会い、「子どもの権利」について感じ、考える体験が深まるよう、アグネス大使が聞き取りやすく、繊細な表現力で語りかける英語版の音声ガイドです。
ご自分のスマートフォンでお聞きいただけるアグネス大使の英語による声を案内役に、海の向こうの子どもたちの暮らしと想いを知り、ユニセフといっしょに「すべての子どもにとって必要なもの」を考える約1時間の体験を提供いたします。ぜひご活用ください。
アグネス・チャンさんプロフィール
歌手・エッセイスト・教育学博士(Ph.D)。1955年、香港生まれ。1972年「ひなげしの花」で日本デビュー。上智大学国際学部を経て、カナダのトロント大学(社会児童心理学)を卒業。1984年、国際青年記念平和論文で特別賞を受賞。1985年、北京チャリティーコンサート後のエチオピア難民キャンプ訪問が大きな転機となり、芸能活動のみでなく、ボランティア活動、文化活動にも積極的に参加する。1989年、米国スタンフォード大学教育学部(博士課程)に留学。1994年教育学博士号(Ph.D)取得。2005年、ペスタロッチー教育賞受賞。
1998年、日本ユニセフ協会大使に就任。毎年、世界各地のユニセフの活動現場を訪れ、さまざまな危機に晒されている子どもたちの現状を広く世界に訴えている。就任以来、17年間で18カ国を訪問。東日本大震災の被災地にも、震災発生直後から何度も訪れた。
2016年3月には、17年あまりに及ぶ日本ユニセフ協会大使としての活動が認められ、ユニセフ・アジア親善大使(地域大使)に就任。アジア地域をはじめ、世界の子どもたちの権利向上のためのアドボカシー活動に携わるなど、活動の幅をより一層広げている。
ユニセフハウスについて
世界の子どもたちの現状とユニセフの活動を伝える展示施設として2001年開館。昨年10月、「世界の子どもと出会う場所」をコンセプトに約20年ぶりにリニューアルオープンしました。この地球に生まれて、それぞれの環境で生きている子どもたち。多様な世界にあって、子どもたちが生まれながらにもつ「おなじ」と、きびしい現実が伝える「ちがい」を、さまざまな仕掛けによる体験型の展示によって体感できます。世界の子どもたちとの出会いを通じて、これからどんな世界をつくっていったらよいのか、ユニセフといっしょに考えてみませんか?ユニセフハウスで皆さまをお待ちしています。
・特設サイト https://unicefhouse.jp/
・アクセス 〒108-8607東京都港区高輪 4-6-12
※JR・京浜急行「品川駅」徒歩7分、都営浅草線「高輪台駅」徒歩7分
・開館時間 10:00~17:00
・開館日 月曜日~金曜日、第2・第4土曜日
※祝日、年末年始、当協会創立記念日(6月9日)除く
・料金 入館無料 (ガイドツアー/日・英音声ガイド いずれも無料)
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/