このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
・イベント:「トラックの日山梨フェスタ2023」海と日本プロジェクト㏌やまなし特設ブース
・日時:2023年9月30日(土)午前10時00分~午後2時00分
・開催場所:JR甲府駅北口アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場(山梨県甲府市丸の内1丁目)
・協力団体:一般社団法人山梨県トラック協会
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特設ブースで連携事業&海洋ごみ削減を呼びかける!
今回のイベントではステージ隣に海と日本プロジェクト㏌やまなしの特設ブースを開設しました。ブースでは山梨県トラック協会と連携した「私はポイ捨てしない」ステッカー事業の紹介や、協会のドライバーによるごみマップやアンケート結果のパソコン閲覧コーナーを設置しました。また、海洋ごみ削減に向けたメッセージボード作成コーナーも設け、子供から大人まで幅広い来場者が海に対する想いを記しました。このほか会場では県内運送会社の協力のもと、ステッカーを貼ったトラック約10台も展示され、トラック協会と一丸となったイベントとなりました。
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イベントの最後は山梨県トラック協会の幹部やボランティアが清掃活動
イベント終了後、山梨県トラック協会の坂本幸晴会長や役員の皆さん、さらには協会のボランティア、およそ60人が会場周辺の清掃活動を行いました。甲府駅周辺は普段からごみの少ない場所ではあるものの、駐輪場や植え込みから空き缶やタバコの吸殻などを拾い集めていました。トラックの日イベントは例年、トラック協会活動の紹介の場として、物流の仕組みや重要性、交通安全などを紹介する場として開かれていますが、協会では今後、海洋ごみ削減も目指したいとしています。
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参加者の声
メッセージボード作成コーナーでは子供たちが、「うみだいすき」の文言のほか、魚やタコ、貝、ワカメなどのカラフルな絵を笑顔で描いていたのが印象的でした。また今年度の活動パネルを見た人は「私の家の近くの道路にもごみが多いので、もっとPRしてほしい」や「私たちの意識も変えていかなければならない」と話していました。イベント後、山梨県トラック協会の坂本幸晴会長は「安全運転だけではなく環境意識も高めていきたい」と改めて意欲を示しました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinやまなし
URL:https://www.ybs.jp/umigomi0/
活動内容:山梨県内の行政、民間団体などが連携しマイクロプラスチックごみの削減、紙のリサイクル、河川や街の清掃活動などを推進して循環型社会を目指します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。