2022年度 第9回アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム 助成校決定!

この記事は約5分で読めます。

◆2022年度 助成校26校が決定!!

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は、アクサ生命保険株式会社の協力を得て、「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」を実施しています。この度、自校の防災・減災教育の改善を目指す学校を公募し、審査の結果、今年度の助成校26校が決定しました。助成校は、各学校で設定したテーマ(下記助成校リストをご参照ください)にもとづき、防災・減災教育に取り組んでいきます。

◆本プログラムが目指すこと
児童・生徒が災害について主体的に学び、協働しながら災害を生き抜く力を育むことを目指します。災害時、地域の高齢者などの災害弱者を支えるのは若い世代です。さまざまな災害が頻発する中、児童・生徒が将来の地域の防災リーダーとして地域を支える役割を担うことが期待されます。学校や児童・生徒が地域と協働して防災・減災教育に取り組むことを支援することで学校の教育活動を通し地域全体の防災・減災力の向上につなげます。

◆7万人以上が参加
本プログラムは、2014年に始まり今年で9回目を迎えます。過去8年間で43都道府県の190校を支援し、助成校が取り組んだ実践活動には、児童・生徒や教員、保護者、地域住民などを合わせて、72,903名が参加しています。

◆本プログラムの3つの柱!!
①活動助成 ②教員研修会 ③活動発表会・公開フォーラムの実施を通して小・中・高校の防災・減災教育の改善・強化を支援します。助成校には10万円の助成金を支援します。9月には、東日本大震災の被災地を訪問し、被災地の学校現場の経験や教訓を学ぶ教員研修の機会を提供します。来年2月には、日本各地の助成校の知見や実践を共有し学びを深める活動報告会や一般公開のフォーラムも開催します。

昨年度助成校の実践活動の様子昨年度助成校の実践活動の様子

◆さまざまな災害リスクを抱える学校の防災・減災意識の高まり~ポストコロナに向けた取組も~
3月の福島沖地震や6月には石川県、熊本県で大きな地震が発生しました。近年、各地で頻発する豪雨災害など、私たちは、いつ自然災害に見舞われるかわかりません。南海トラフ地震も想定される中、防災・減災教育に意欲的に取り組む学校も増えています。コロナの影響で地域との連携が弱くなる中、ポストコロナを意識した地域との協働による防災・減災力の強化に取り組む学校や、感染症対策を踏まえた避難訓練や防災学習に取り組む学校もあります。今年度は、東日本大震災での被災経験・教訓を、生徒が主体的に地域に発信する「伝災」に取り組む宮城県の高校や、令和2年の集中豪雨で被災した大牟田市の中学校など、さまざまな被災経験を有する学校や、大きな被災経験はないが将来に備えて減災に取り組む学校など多様な学校が助成校として本プログラムに参加します。

【本件に関するお問い合わせ先】
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟 企画部 減災教育担当
メール:gensai@unesco.or.jp TEL:03-5424-1121(月・水・金)

 

◎「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」Webサイト
※本プログラムについての詳細、過去の助成校の活動内容がご覧になれます。
URL:https://www.unesco.or.jp/gensai/

 

2022年度 助成校一覧26校)はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d70574-20220720-c6627a01f50f8858fe871575097d3d68.pdf

【主 催】 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
【協 力】 アクサ生命保険株式会社
【共 催】 気仙沼市教育委員会
【後 援】 文部科学省
【プログラムコーディネーター・講師】 及川 幸彦 准教授(奈良教育大学)
 

公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟とは

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。(UNESCO憲章 前文より) 

日本ユネスコ協会連盟は、UNESCO憲章の精神にのっとり、民間ユネスコ運動を推進することを目的に、第二次世界大戦後まもない1948年に、全国のユネスコ協会の連盟体として設立された非政府組織(NGO)です。日本各地にある274のユネスコ協会とともに活動を続け、国内外の教育・文化などの分野でさまざまな活動を行っています。

2015年にSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットが定められました。日本ユネスコ協会連盟でも、SDGsの各目標の達成に向けたさまざまな取り組みを行っていますが、とりわけ、目標4の「教育」分野の活動に取り組んでいます。

防災・減災教育の推進は、東日本大震災での教育復興支援の経験を活かし、被災地の教育現場の経験を全国の学校に生かしてもらうことを目的として行っています。防災・減災教育の支援を通じて、子どもたちに災害を生き抜くために必要な知識・資質・能力を育み、これからの持続可能な社会づくりを担う人材を育成します。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました