アジア初、女性のウェルビーイングにフォーカスした新設ファンド「NEXTBLUE」へLP(リミテッドパートナーシップ)出資のお知らせ

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株式会社サニーサイドアップグループ(東京都渋谷区、代表取締役社長:次原悦子、以下「当社」)は、この度新設した女性のウェルビーイングの領域でサービスを提供するスタートアップ、及び女性起業家への投資を目的としたNEXTBLUE2号投資事業有限責任組合(所在地:東京都港区、代表パートナー:井上 加奈子、郡裕一、ヴィンセント・タン、以下、「NEXTBLUE2号ファンド」)へLP(リミテッドパートナーシップ)出資を実施したことをお知らせいたします。

NEXTBLUE2号ファンドは、女性の活躍とともにペイン・ニーズが深刻化しているにも関わらず、現在未開拓である女性のウェルビーイング領域へのグローバルな投資を実施。リターンの追求のみならず、本ファンド出資者の協力のもとDEIB(Diversity Equity Inclusion and Belonging)の実現を通じて、日本全体の女性のウェルビーイング向上にむけた社会的インパクトの創造を目指しています。

 当社グループは、多様なライフスタイルを支える福利厚生制度の導入や、グループ会社グッドアンドカンパニーが手掛ける女性活躍啓発プロジェクト「W society」などを通じ、女性のウェルビーイングの向上を目的としたさまざまな取り組みを積極的に実施してきました。“ダイバーシティ”推進において、日本が諸外国から遅れをとっている状況に対して、さらなる本質的な課題解決を目的とし、NEXTBLUE2号ファンドへの参画を決定。教育やテクノロジーをはじめとした幅広い領域への出資を通じて、これまで女性が抱えてきた多様なストレスを解放する選択肢を一つでも多く日本社会に広め、全ての女性が自分らしく活躍できる社会の実現を後押しします。

  • NEXTBLUE2号ファンド概要および設立の背景

NEXTBLUEは、全ての人々が自分の居場所を見つけ、生き生きと活躍できる社会作りの一端を担うことを掲げ、その実現に向けた第一歩として、女性の“ウェルビーイング”向上を位置づけています。“ウェルビーイング”とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態であることを示しますが、女性の社会進出が加速度的に進む現代の日本において、女性特有のヘルスケア課題は社会問題の一つであると言われています。経済産業省によると、女性特有の体調不良による経済損失は、年間約4,900億円に上るという試算(※1)も出ています。

また、欧州では昨今DEIB(Diversity Equity Inclusion and Belonging)という考え方が提唱され、DEIにさらに一歩踏み込んだ、一人ひとりの自尊心を育むことで生まれる“Belonging=帰属意識”が注目されるようになりました。米国ハーバード大学のリサーチ(※2)によると、組織がBelongingの概念にコミットすることで、業務パフォーマンスは56%改善し、離職率は50%、病欠も75%減少したという結果がでています。なかでも、組織が行った施策のうち最も“Belonging”を感じた取り組みは、マイノリティ向けのヘルスケアサービスの導入であると言われています。現在のヘルスケアサービスの多くは男性を基準として作られたものが中心となっており、女性のヘルスケアに割り当てられる資金は全体の2%に留まります。しかしこの2%こそが、組織がDEIBを実現する中で不可欠な1片であり、ESGの観点を踏まえて企業価値向上を目指す組織が増える今、今後女性のヘルスケア/ウェルビーイング領域の市場は大きく成長すると期待されています。

サニーサイドアップグループでは、成長戦略の一部として“サステナブルテック投資”を掲げています。今回の女性のウェルビーイング市場への出資を皮切りに、ソーシャルイノベーションを起こしうるテクノロジーを発掘し、中長期的な視点で社会全体のサステナビリティの実現を目指します。

※1出典:健康経営における女性の健康の取り組みについて(平成31年3月経済産業省ヘルスケア産業課)

 ※2出典:Harvard Business Review “The Value of Belonging at Work “

  • 株式会社サニーサイドアップグループ 代表取締役社長 次原 悦子 コメント

We’re all the same, because We’re all different.

海外ではあたりまえの概念として浸透している“ダイバーシティ”という言葉。残念ながら日本は諸外国から遅れをとっています。日本女性の「ウェルビーイング」を向上させるため、全ての人のバイアスを取り除き、これまで女性が抱えてきた多様なストレスを解き放つため、サニーサイドアップグループは、今回のNEXTBLUEへの参画を機に、教育やテクノロジーをはじめとしたあらゆる手段を通じて、個人が自分らしく活躍できる社会の実現を応援します。

  • NEXTBLUE2号有限責任事業組合

社名             :NEXTBLUE2号有限責任事業組合

組合員        :井上 加奈子、Vincent Tan、郡 裕一

設立日            :2023年5月11日

本社所在地          :東京都中央区日本橋三丁目1番3号 xBridge-Global 2階

事業内容    : 起業家支援、投資事業有限責任組合の運営管理、欧州企業の日本への誘致、日本企業の欧州への誘致

公式サイト          :https://nextblue.com/

  • 株式会社サニーサイドアップグループ会社概要(SUNNY SIDE UP GROUP Inc.)

「たのしいさわぎをおこしたい」をスローガンに様々な企業・団体のPRを手がけ、2008年株式上場、2018年東証一部上場(現、東証プライム市場)。2020年ホールディングス経営体制に移行。PR発想を軸としたあらゆるコミュニケーション手法を用いてさまざまな企業・ブランドの課題を解決するブランドコミュニケーション企業です。

社名             :株式会社サニーサイドアップグループ / SUNNY SIDE UP GROUP Inc.

代表取締役社長:次原 悦子

設立日            :1985年7月1日

本社所在地          :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5 JPR千駄ヶ谷ビル 

公式サイト          :https://ssug.co.jp

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