株式会社リコーは、360度カメラ「RICOH THETA」の新たな拡張機能として、カメラで撮影するだけで、CG画像を作成する際に簡単に環境光を再現する画像データを生成できる「HDRI-X」プラグインを新たにラインアップし、プラグインストア(https://github.com/ricohapi/theta-plugins) に公開しましたのでお知らせいたします。
「HDRI-X」プラグインは、プラグインによる拡張機能に対応するRICOH THETAシリーズにインストールすることでご利用いただけます。リコー公式プラグインストア公開のプラグインとしては19個目のプラグインとなります。ユーザーはプラグインストアからお好みのプラグインをインストールすることで、RICOH THETA をより使いやすくカスタマイズすることができます。
■プラグイン名:HDRI-X
概 要:
本プラグインはRICOH THETA内で高ダイナミックレンジ画像(EXR)を生成します。
通常、高ダイナミックレンジ画像(EXR)を生成するには、カメラで撮影した後、PCで画像編集し、EXRデータを生成するという手間がかかるものでした。HDRIプラグインでは1回シャッターを切っただけで、撮影から画像編集まで、RICOH THETA単体で行うことができます。生成された高ダイナミックレンジ画像は幅広い輝度差の情報を持っているので、CGやレンダリング作成時の環境光として活用すると、まるでその空間にいるかのような光の陰影を再現することができます。
これまで、THETA Z1用に「HDRI」プラグインをリリースしていますが、本プラグインはTHETA Xで同様の結果が得られるプラグインです。
対応機種:RICOH THETA X
※記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。
詳細はこちら
https://github.com/ricohapi/theta-plugins/tree/main/plugins/com.theta360.hdri_x
関連するサイト
THETAのプラグインページ: https://www.thetalab.ricoh/plugin/