DHL、大阪ディストリビューションセンターでTAPAクラス A認証を取得

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国際エクスプレスのリーディングカンパニー、DHLジャパン株式会社(代表取締役社長:トニー カーン 本社:東京都品川区)は、このたび、2020年に開設した同社の大阪ディストリビューションセンターで、国際貨物取扱いの保安安全基準であるTAPA認証クラスAの認定を受けました。この認証資格は、一昨年大阪ディストリビューションセンターがオープンして以来、日々の保税貨物上屋管理・輸送管理業務が、お客様の貨物の安全確保に必要なレベルの警備システム、従業員の教育・各種保安規則遵守体制等の取り組みの下で行われていることが認められたものです。

TAPAクラスAの認定を受けた大阪ディストリビューションセンターの施設内部TAPAクラスAの認定を受けた大阪ディストリビューションセンターの施設内部

DHLジャパンにとっては、関西国際空港発着貨物を取り扱う施設としてのTAPA認証復活により、日本で活用している国際空港(成田、中部、関西)の玄関口となる3つのゲートウェイ施設が、再び全て認定されることになりました。

DHLジャパン株式会社 代表取締役社長のトニー カーンは、「このたびの大阪ディストリビューションセンターにおけるTAPAクラスA取得を光栄に思います。国際貨物のセキュリティー確保へのニーズが高まるなか、DHLジャパンでは、お客様の貨物の安全確保を最優先しており、引き続き、お客様には一層の安全かつ最高品質のサービスをお届けしていく所存です」と述べています。

TAPAクラスAの認定を受けた大阪ディストリビューションセンターの施設内部TAPAクラスAの認定を受けた大阪ディストリビューションセンターの施設内部

TAPA(Transported Asset Protection Association)は、輸送や保管プロセスなどサプライチェーンからの貨物損失を最小限に抑えることを目的として、グローバルなセキュリティ基準を設定する非営利団体です。世界的なメーカー、ロジスティクスプロバイダー、貨物輸送業者など、コスト効率が高く安全な環境で貨物輸送を行う業界関係者を認定・認証しています。

TAPAのガイドラインは、周囲セキュリティ、セキュリティ手順書、入出管理(事務所区域・施設ドック/倉庫)、標準セキュリティ事項、事前警報、警備セキュリティシステム、警備の強化要件事項の8つの保安要求項目に基づいています。TAPA事務局による審査を通過した施設にのみ、セキュリティレベルに応じてクラスA、B、Cの認定が与えられ、さらにその後、定期的な審査が実施されます。

DHL Expressでは、TAPAの認証資格を取得した施設は約370ヵ所となりました。今後も各施設の水準を高め、お客様に高品質な輸送・ロジスティクスサービスを提供するとともに、お客様の貨物を安全かつ確実にお届けできるよう、努めてまいります。

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