2023年9月9日(土)に下関市で初開催 子ども第三の居場所でのプログラミング学習会プログラミングブロック「MESH™(メッシュ)」でアイデアを形にしよう!

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認定NPO法人皆繋(みなつなぎ)(山口県下関市、代表理事 林 陽一郎)は、日本財団「子ども第三の居場所」事業の助成で下関市内に設置している「ICS垢(あか)田家(だけ)」のイベントとして、2023年9月9日(土)に下関市で初めてとなる「MESH™※」を使ったプログラミング学習会を開催しました。当日は小学1年生から5年生までの14名が参加し、居場所をより楽しく便利に過ごす場所に変身させる発明に挑戦しました。(※MESHは、ソニーマーケティング株式会社の商標です)

ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋)が提供するIoTブロック「MESH™」は、初めてでも簡単にあそべるプログラミングブロックです。機能ごとに用意されたブロックを使い、さまざまなものを作り上げていくツールです。

 

参加した子どもたちは、無線(Bluetooth)で接続されプログラミングした機能(ボタン、人感、動き、温度、湿度、明るさ)を実行し、居場所での過ごし方がもっと楽しくなる「しかけ(装置)」を自作することができました。子どもたちから「楽しかった。またやってみたい!」という感想が聞かれたり、時間が過ぎても粘り強く作品を作り続ける姿が見られたりしました。

 

放課後NPOアフタースクールのぐってぃーさん(山口さん)によるワークショップでは、発明って何だろう、発明って楽しい、というお話しから、「MESH™」とその使い方の紹介のあと、一人ひとりが簡単な挑戦をしました。そして、3人ずつのグループで「MESH™」と身近にあるものを組み合わせて、楽しい居場所にするものを発明する、というミッションに挑戦しました。

 

最後に行った発明品の発表では、垢田家に帰宅するとシャトルランのメロディーが流れだす作品や帰宅すると特徴ある声で「おかえるぃ~」と声をかけてくれる作品、ドッジボールやサッカーが落ち着てきたタイミングでボタンブロックを押して声援で盛り上げる作品などが発表されました。どの作品も、子どもが自分で仕掛けを説明しながら実演発表しました。ぐってぃーさんは緊張した子どもの説明をわかりやすく解説してくださり、発表した子どもたちは満足そうでした。光ったり、音がしたり、そのたびに参加者からも一緒にいた大人たちからも歓声が上がりました。終わった後も、子どもたちのアイディアは止まりませんでした。皆繋では、これからも子どもたちの生きる力を育むさまざまな体験の機会を提供してまいります。

 

【子ども第三の居場所 ICS垢田家 イベント概要】

イベント名:プログラミングブロック「MESH™」でアイデアを形にしよう!

講師:放課後NPOアフタースクール

時間:2023年9月9日(土) 14:00~16:00(受付開始 13:45~)

場所:ICS垢田家

山口県下関市新垢田南町1丁目11-11

参加者:小学1年生から5年生14名

(1年1名・2年4名・3年3名・4年2名・5年4名)

内容:13:45~受付開始

14:00~14:05 ICS垢田家についての説明とあいさつ

14:05~15:00 ワークショップ開催

15:00~15:30 発明品の発表

※作品名※

・帰ってきた時にあいさつを「おかえるぃ~!」マシーン

・人感センサーでもボタンブロックでもOK!写真撮影マシーン

・帰ってきたら即シャトルランマシーン

・明るくなるとたくさんメロディーマシーン

・ボタンブロックで盛り上げろ!オトオトボックス

16:00      閉会

 

「子ども第三の居場所 ICS垢田家」とは

「ICS垢田家」は、子ども第三の居場所コミュニティモデルとして、2022年3月に開所しました。

「ICS (Inclusive Community Spot)」は、包摂的地域交流拠点を意味しています。小学生・中学生を主な支援対象としながら、子育て世代やシニア世代などさまざまな地域住民が相互に作用しながら支え合える、日常的な居場所を目指しています。スタッフ及びボランティアによる、子どもたちの「預かり事業」を展開し、学習支援や食事提供をすべて無料で実施しています。認定NPO法人皆繋が日本財団の助成を受け、下関市との三者協定によって運営しています。

 

【施設概要】

名称:ICS垢田家

住所:山口県下関市新垢田南町1丁目11-11

主な利用者:小学生~中学生(定員20名程度)

開所日時:月、金曜は午後3時半~7時半、土曜は午前11時半~午後7時

設備:フリー(多目的)スペース、学習スペース、相談スペースなど

利用料金:無料

スタッフ:常時3名

(メンタル心理カウンセラー資格保持者・教員免許保持者・タクティールケア資格保持者)

※保護者の方やご家族の子育てに関するご相談にも応じることが可能

「子ども第三の居場所」とは

「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に178ヵ所設置されています(2023年8月末時点)。

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