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各賞
●最優秀賞(ジェイアール東日本企画賞)賞金50万円
山岸 開 氏(株式会社FieldWorks)
「畑の畝間用自動草刈りロボット」
●優秀賞(にかほ賞)賞金15万円
松本 寿治 氏(Project Newtral)
「【nou×nou】農家とデザイナーをマッチングするレベニューシェア型デザイン伴走サービス」
●優秀賞(北都銀行賞)賞金15万円
能藤 隆聖 氏(秋田マテリアル株式会社)
「サーキュラーエコノミーの実現を目指す『秋田不用品回収 くるくるこまち』」
【山岸 開氏の評価された点】
にかほ市の産業構造や地形をよく理解し、地域とのシナジー効果が最大限に考えられておりました。そのため、地域貢献性が非常に高いビジネスプランとして評価されました。人口減少や一次産業の担い手不足といった課題に直面している、にかほ市の未来を支える重要なプロダクトとなる可能性を感じました。また、このロボットがにかほ市の畑で活躍する未来を想像することができました。今後に続くアクセラレータープログラムなどを通じて、専門家の伴走のもとプロダクトをブラッシュアップしてマーケットを席巻することを期待しています。
【全体講評】
本ビジネスプランコンテストは、資金調達の成功やメディアで大きく取り上げられるなど、実績を上げた起業家の皆様が積極的に参加しています。年々競争のレベルが高まっておりますが、今回のファイナリストには過去のファイナリストと比べて2つの特徴がありました。一つ目は、既に自社・自分の力で事業を展開している方が多かったことです。着実にビジネスを進め、様々な成果を既に上げています。もう一つの特徴は、ファイナリストの皆様のビジョンが非常に明確で、にかほ市や秋田県とのコラボレーションに積極的に取り組みたいという姿勢が見られたことでした。賞に関係なく、地域との連携を通じてビジネスを実現しようとする意欲が感じられました。
地域貢献とビジネスは密接に関連しており、地域貢献を実現するには、一過性ではなく、持続的な再現性が最も重要です。再現性を確立し、今後ファイナリストの皆様に提供される「アクセラレータープログラム」や「実証実験」などの機会を最大限に活用して、地域社会を盛り上げるビジネスを展開していただきたいと願っています。
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「第4回Hatch!ビジネスプランコンテスト」とは
今回で4回目の開催となる「第4回Hatch!ビジネスプランコンテスト」は、秋田県にかほ市の地域課題をビジネスで解決する意欲を持つ方々を全国から広く募集し、多様な人々との交流を通して、次世代を担う起業家の輩出を目指しています。
書類審査と面談審査を通過したファイナリスト5名が、最終発表会でプレゼンテーションしました。本コンテストをきっかけに地域とのかかわりを持ち継続的な関係を築いていきます。
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ファイナリスト
■千葉 裕太 氏(犬(ワン)ダフル)
『「秋田犬(県)×渋谷区」リアルとバーチャルを融合させた秋田犬カフェを作りたい』
■能藤 隆聖 氏(秋田マテリアル株式会社 リユース事業部 PjM)
『サーキュラーエコノミーの実現を目指す「秋田不用品回収 くるくるこまち」』
■松本 寿治 氏(Project Newtral)
『【nou×nou】農家とデザイナーをマッチングするレベニューシェア型デザイン伴走サービス』
■山岸 開 氏(株式会社FieldWorks 代表取締役社長)
『畑の畝間用自動草刈りロボット』
■若木 裕史 氏(MoonBase株式会社)
『「免許留学」自動車免許を取得しながら地域と触れ合う長期滞在で、関係人口を創出する。』
※以上五十音順
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審査員
■相場 修氏(株式会社北都銀行 取締役 常務執行役員)
■伊藤 智久氏 (明星大学経営学部 准教授)
■本田 雅之氏(にかほ市 副市長) ※以上、五十音順
■高橋 敦司(株式会社ジェイアール東日本企画 常務取締役 社長補佐CDO)
(主 催)株式会社ジェイアール東日本企画
(協 賛)秋田県にかほ市 株式会社北都銀行
(協賛運営)一般社団法人ロンド
お問い合わせ先
【運営事務局】株式会社ジェイアール東日本企画 秋田支社 TEL (018) 831-0476