【当事者と創る「選択可能な未来社会」~メタバースの活用による当事者への共感と協働へのチャレンジ~】登壇のご報告

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Vma plus株式会社(本社:東京都品川区、代表:津田徹)は、2023年9月3日(日)に日本地域看護学会第26回学術集会にて実施されたワークショップ【当事者と創る「選択可能な未来社会」~メタバースの活用による当事者への共感と協働へのチャレンジ~】にて登壇をいたしましたので、お知らせいたします。

  • 概要

Vma plus株式会社の執行役員CSO山崎浩一が、日本地域看護学会第26回学術集会にて実施されたワークショップ【当事者と創る「選択可能な未来社会」~メタバースの活用による当事者への共感と協働へのチャレンジ~】に、医療メタバース「MEDIVERSECITY」を運営する株式会社MediVerse OCDの平岩氏、現在メタバース上でコミュニティを開拓する現役看護師の高野氏と登壇いたしました。

ワークショップには、医療・看護関連の医療従事者、行政職員、大学生、出版社といった多様な属性の約20名が参加し、どの参加者もメタバースと医療、看護領域の融合については今回のワークショップで初めて聞くとの声が上がりました。

  • ワークショップの内容

ワークショップでは、現在メタバース上で聴覚に障害がある人、家族に聴覚障害がある人、聴覚障害者に関わる仕事に従事している人など、耳の悩みを気軽に話せるメタバース聴覚障害コミュニティ「みみトモ。ランド」を運営する現役看護師の高野氏を中心に、Vma plus株式会社の山崎と医療メタバース「MEDIVERSE CITY」を運営する株式会社MediVerse OCDの平岩氏がメタバースの活用事例やそれによってどんな選択肢が生まれるのか実例を交えお話しいたしました。

  • 登壇者 高野恵利那氏より

高野氏高野氏

高野 恵利那(たかの えりな)

<経歴>

現役看護師として、GCU病棟で先天性疾患などを持つ乳幼児の看護ケアを3年間経験し、現在は精神科病棟勤務2年目。看護師として勤務する傍らで、自身の抱える両耳中等度難聴による経験から「手帳がない障害者が安定した収入を得られる仕組みを作る」目標のためメタバース聴覚障がい者コミュニティ「みみトモ。ランド」を立ち上げ運営。

 今回のワークショップを経て、障害当事者のリアルな声が届く場所が不完全であること、メタバースの有用性の認知はまだかなり低いことを知ることができました。

 中でも手帳がない障害者のリアルな話しを聞いたことがない方は医療に携わっている方でもかなり多いのではないかと感じました。私の聞こえにくさによる困難感について、実体験を語ることで手帳がなくても本当は支援が必要な人もいることを会場にいる方には感じてもらえた気がします。特に私が話した時の反応や参加者の声から、当事者の現状を知って頂くためには、やはり当事者が積極的に声を上げていくことが重要であると実感しました。

 またメタバースについて、私が平岩さんと山崎さんと出会う前は全く理解が追いついていなかったように一般的にはメタバースはバーチャル空間でVRゴーグルを使って楽しむものであり、日常的な会話の場や支援の場としての有用性があることは知られていませんでした。

 他の発表も聞く中で、地域包括ケアシステムの現状の課題点の解決として共通するポイントは独自のプラットフォームを作成し、濃密な連携を取れる形を作っていくことではないかと考えます。しかし現状はプラットフォームは何を活用すれば出来るのか、そこを考えて行く必要があると言う結論で止まっているように感じます。

 この点においては、メタバースの活用を通し地域独自のプラットフォームを開発し共有していくことで、行政と医療機関の連携、行政と民間企業の連携をより図ることができ、それが当事者に必要な支援が届くきっかけになるのではないかと私は考えます。

  • 参加者の声(一部抜粋)

ワークショップに参加した参加者は、登壇者の話に触発されメタバースがもたらす可能性に感銘を受ける結果となり、本ワークショップは非常に高い評価をいただきました。下記は参加者の感想の一部です。

・メタバースに興味があっても実態が分からず取り組めないでいましたが、今日の話を自分の所属するところでも展開してみたいと思いました

・そもそもメタバースが選択肢になるということを思いつかなかったので参加してよかったです

・メタバースは対面とzoomの間という説明がありましたが、なるほどなと納得する空間で面白かったです。

・高野さんの勇気と行動力に感動しました。動けばいろいろなことができるのですね。

・学生も取り組みに参加できる場合、積極的に参加したいと思います

・将来メタバースの世界はどのようになっていくと予想されるのか?

・高野様のお取り組みや思いをぜひ、誌面にて紹介したい。

・自分の学校にも難聴の子がいるが、手帳がないのでそんなに困ってることはないと思っていた。実は色々な困難感があることを知って私にできることをしようと思った。

ワークショップ終了後には、参加者は登壇者と現在の課題や今後の可能性について活発な議論を交わし、自身の所属する組織でもメタバースを展開していきたいなど今後のメタバース活用に向け新たな可能性を探求する意欲を示しました。

今後もVma plus株式会社では、こうしたワークショップへの登壇や講義を通しメタバースの活用に関する可能性や将来展望をお伝えしていく活動の他、社会課題に対して新たな選択肢と未来を創り出すアプローチとしてメタバースとWeb3を活用した取り組みを創出してまいります。

  • Vma plus株式会社について

社   名:Vma plus(ブイマプラス)株式会社
代表者:津田 徹
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目1−8 NMF五反田駅前ビル6階
設   ⽴:2021年10⽉
HP     :https://www.vma-plus.com/

Twitter:https://twitter.com/Vma_Project

Instagram:https://www.instagram.com/vma_plus/

Facebook :https://www.facebook.com/VmaplusCoLtd

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