ライカジオシステムズのAI機能搭載モバイルマッピングシステムに新モデル登場

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【2022年12月14日 東京】 Hexagon傘下の、計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、今年9月に発表した、人工知能、自律的なワークフロー、直感的なインターフェースを導入したリアリティキャプチャモバイルマッピングシステム Leica Pegasus TRK Neo に追加して、Leica Pegasus TRK シリーズに新モデルLeica Pegasus TRK Evoが登場し、本日から日本国内で販売開始することを発表しました。この製品は、従来製品と比べ非常に軽量で、一人でも搭載・取り外しができるため、マッピングプロジェクトの効率と費用対効果を高めることが可能です。

Pegasus TRKは、人工知能の機能を活用し、モバイルマッピングを変革します。ダイナミックレーザースキャニングと拡張可能なイメージシステムにより、環境のキャプチャ、視覚化を行い、直感的で自動化されたガイド付きワークフローにより生産性を向上させます。

Pegasus TRKは一人で搭載・取り外しすることができ、測量、交通、公共事業など様々な業界で高度な技術的専門知識を持つユーザーだけでなく、初めて技術を習得するユーザーにも適しています。

新しいPegasus TRK500/700 Evoは、道路状況の検査、変形、詳細な構造解析など、測量やエンジニアリングの分野で求められる最高精度とデータ密度を実現することに重点を置いています。鉄道分野では、クリアランスや衝突リスクの評価、鉄道資産の検査、規制対応や将来計画のための現場の状況に合わせたジオメトリ計算などに使用される予定です。

Pegasus TRKは、新しいパワフルなLeica Pegasus FIELDソフトウェアと接続し、現場で自律的かつ安全にデータ収集とルートプランニングを行うことができます。また、Leica Cyclone Pegasus OFFICEと接続し、後処理や出力処理にシームレスなワークフローを提供します。

Pegasus TRK Evoの特徴

  • 最大2,000,000回/秒の計測が可能なエンジニアリンググレードのシステム
  • シングルまたはデュアルスキャナ構成
  • 重量 21kg / 29kg
  • 高密度で鮮明な点群データ
  • 高精細スキャンと専用高解像度舗装カメラ
  • 1mm精度のキャプチャで、重要なクリアランス計測の信頼性を確保
  • GNSSに依存しないSLAM技術により、GNSSが困難な峡谷やトンネルでのデータ収集が可能
  • サステイナブルなものづくりを支える高い技術品質
  • ホットスワップ可能なバッテリーユニットは最大10.5時間持続
  • 防塵防水規格: IP65

【TRK Evoの製品詳細】
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/leica-pegasus-trk/product-overview/leica-pegasus-trk-evo

 

Leica Geosystems – when it has to be right
およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。 
Hexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーを組み合わせたデジタルリアリティソリューションの世界的リーダーで、世界50ヶ国におよそ23,000人の従業員を擁し、総売上高は約43億ユーロです。 
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