和歌山県「企業の森」事業とは、企業や労働組合などの皆様にCSR(企業の社会的責任)や社会・環境貢献活動、また地域との交流活動の一環として、県内の森林環境保全にさまざまなかたちで取り組んでいただく事業を総称するものです。トランスコスモスは本日9月7日、和歌山県庁にて実施した調印式において、トランスコスモス株式会社・和歌山県・有田川町の三者で「森林保全・管理協定」を締結しました。
トランスコスモスは、有田川町の森林を保全するため、令和6年より間伐(間引き)を行います。林木の密度を調節して残った木の生育を良くするため、森林内の林木の一部を伐採する作業で、CO2の吸収量を大幅に増加させる取り組みです。令和6年度、2.27haの間伐を行い、31トンのCO2吸収を見込んでいます。
■森林保全活動の概要
①活動地 森林の名称「トランスコスモスの森」
和歌山県有田郡有田川町彦ケ瀬字打田342‐3 2.27ha (民有林)
②実施計画 令和6年春に間伐を行う
現場管理については金屋町森林組合に委託する
調印式の様子
写真左から、和歌山県知事 岸本周平様、取締役副社長執行役員 松原健志、有田川町長 中山正隆様
※写真左端 紀の国ふるさとづくりマスコットキャラクター&紀の国森づくり大使 キノピー
9月7日開催の調印式にて、以下のコメントをいただいています。
和歌山県知事 岸本周平(きしもと しゅうへい)様
「企業の森の活動は、長年県として取り組んでおり、トランスコスモス様が107ヶ所目となります。そしてトランスコスモス様の創業者の方が県にご縁のある方と伺っており、和歌山県としましては親しみを感じている企業であります。その皆さんが全国の地域貢献活動の中で今回和歌山の企業の森に参画していただき、心から御礼を申し上げます。また、いろいろな側面で県の経済活動に貢献をしていただき、重ねて御礼を申し上げます。和歌山県は、脱炭素ということで何としても、21世紀の新しいパラダイムのもとでトップを走りたいと思っておりますので、今後とも二人三脚でご協力をいただき一緒に活動していければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
有田川町長 中山正隆(なかやま まさたか)様
「トランスコスモス様は、有田川町で企業の森として間伐に携わっていただく最初の企業様です。有田川町の森林は町全体の面積の約7割を占めており、その多くが戦後植えられたままの状態で未整備ですが、このたび整備頂くことで、林内に光が入り、木も太くなり環境保全や災害にも強い山林となりますので嬉しく思っております。」
トランスコスモス 取締役 副社長執行役員 松原健志のコメントは以下のとおりです。
「トランスコスモスは、創業者が和歌山出身ということで、和歌山で1974年に最初の支社を設立し、以後たくさんのコールセンターやバックオフィスのお仕事を提供させていただいいています。地元の皆さまにたくさんの活躍をしていただき、多くの企業様に向けてさまざまなサービスを提供しています。
昨今の気候変動や環境保全に関して、会社としてISO14001の活動も全社的に取り組んでおりますが、今回、有田川町の間伐の事業に参画させていただき、大変光栄に思っております。環境への取り組みと地域貢献の両方で地元にもしっかり貢献していき、環境に優しい会社としてしっかりと取り組んでいきたいと思っています。今後もステークホルダーや社会から認められる企業であり続けるために、持続可能な社会や環境づくりへ貢献していきます。10年後に、森が本当に良くなっている、新しい姿になっていることを楽しみにしたいと思います。」
※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です
(トランスコスモス株式会社について)
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界28の国と地域・172の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。(URL: https://www.trans-cosmos.co.jp)