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視覚障がい者とツエーゲン金沢
ツエーゲン金沢では「挑戦を、この街の伝統に。」を理念に、2年前に視覚障がい者の方と共にサッカー観戦を楽しむ活動「Future Challenge Project」を始動。視覚障がい者と共にサッカー観戦をスタジアムで楽しむための企画などを通して、石川県を「誰もが共に暮らし続けられるまち」にすることを目標に毎年実施しています。
また、ツエーゲン金沢は北陸で初めてブラインドサッカーチーム「ツエーゲン金沢BFC」を立ち上げ・運営を行い、サッカークラブではあるものの地域の一員として地域課題の解決に取り組んでいます。
また今回のモデルを務めていただいたのはツエーゲン金沢BFCの池端一軌選手。今後、この点字シャツを、公式戦などにも着用する予定もあり、「ツエーゲン金沢の選手たちと同じものを着用して戦う時は、『プロと同じユニフォームを着用するからには、自分たちもちゃんとしなければ』といった重みを感じていました。この点字シャツを着ると、今度は視覚障がい者でありながら、その啓発者としても発信していく責任があるように思います」とコメント。
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ヒュンメルとツエーゲン金沢
ヒュンメルは、“Change the World Through Sport.” (スポーツを通して世界を変える)をミッションに、人権、ジェンダー、平和をテーマに取り組みを進めており、昨シーズンはツエーゲン金沢など6クラブ協働で「平和」をテーマにしたチャリティシャツをリリースしました。
そのほか、選手たちが着用したアイテムを回収し古着として再販売するサステナブルな取り組みを実施。売上はAssociation for kidsに寄付し、子どものスポーツ支援に繋げるなどSDGsに積極的に取り組んできました。
本年は、「ツエーゲン金沢」と「視覚障がい者」の関係が深いこともあり、ヒュンメルとしても初めて「点字」を使用したシャツの製作に。
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重なる手のひらとクロユリをデザイン
見えない、見えるにかかわらず、サポートするクラブを後押しするのが声援や手拍子。スタジアムで感じる応援を落とし込み、たくさんの手のひらが重なり、スタジアムの喜びをつくり出す様子をデザイン。重なった手のひらと共に、ツエーゲン金沢のエンブレムにも採用している石川県の県花「クロユリ」が咲き乱れる様子を描きました。
デザインとして点字を活用したシャツは、胸部に点字でクラブ名「zweigen kanazawa」を、右袖にはホームタウン名「かなざわ」を、左袖にはツエーゲンSDGsをロゴ、背中上部にはクラブ理念「ちょうせんを このまちのでんとうに」を点字で、下部にはその理念ロゴを配置。右胸のヒュンメルロゴも、「hummel」を点字で表した今回だけのロゴに。シャツの裾部には、クラブ名を点字加工で施し、浮き出た文字を指先で触って読み取れるようにしています。
今年は11月4日の大分トリニータ戦にてFuture Challenge Projectを実施。当日は、視覚障害の方を対象にした観戦会を行う他、啓発情報を記載した「応援啓発ハリセン」の配布や、ブラインドスポーツの体験会を実施。加えて、視覚障害の体験・啓発ブースを地元の大学生たちと共同で運営します。
またツエーゲン金沢の選手たちはウォーミングアップ時・入場時に今回の点字シャツを着用。プロの選手たちが着用することで、広く「視覚障がい」についての理解と啓発を行います。
この点字シャツはツエーゲン金沢公式オンラインショップ並びに9月17日(日)開催のホームゲームグッズショップにて受付。売上の一部を視覚障がい者関連団体に寄付する方針です。
また、11月4日に選手が着用した点字シャツは、選手の直筆サインを入れて後日オークションサイトへ出品し、売上を視覚障がい者関連団体に寄付する方針です。
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予約概要
■受付期間
2023年9月8日(金)18:00〜9月18日(月祝)23:59
■受付方法
1.ツエーゲン金沢公式オンラインショップ(https://zweigen-kanazawa-shop.com/braille_shirts)
2.2023明治安田生命J2リーグ第35節 9月17日(日)ツエーゲン金沢vs清水エスパルス戦 グッズショップ(西部緑地公園 産業展示館1号館内)
■お届け
11月1日(水)ごろ、佐川急便にてお届け予定
※交通状況により、前後する可能性があります。
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商品概要
■ツエーゲン金沢 点字シャツ
ツエーゲン金沢のトップチームの選手たちは11月4日大分トリニータ戦のウォーミングアップ時・入場時に着用。重なる手のひらとクロユリをデザイン。ツエーゲン金沢BFCが公式戦ユニフォームとして着用するほか、シャツの売上の一部は視覚障がい者関連団体へ寄付されます。
販売価格:8,800円(税込)
サイズ:S・M・L・O・XO・XO2・XO3・XO4