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大阪本社ビルを共創の場とする背景と想い
株式会社類設計室(設計事業部「類設計室」、教育事業部「類塾」「類学舎」「自然学舎・仕事学舎」、農園事業部「類農園」、宅配事業部「類宅配」、管財事業部「類管財」)は、各事業部のクライアントや協業者、地域の方々と共に事業を創ることを大切に取り組んできました。
近年、社会は急速に変化し、課題解決のためにはこれまで以上に異なる専門知識や視点を共有し、分野を超えた創造活動が求められる時代となってきています。そこで大阪本社ビルを、社外の方々と新たなプロジェクトやアイデアを生み出していく場として活用できるよう、社内で検討、改良を重ね、ひらかれた「共創拠点」として運用を開始しました。今後改修が予定されている東京本社を含め、「共創」の歩みを止めず、着実に進めてまいります。
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2F:多様なイベント開催や打ち合わせに対応した「共創ホール」
来訪者の方をお招きするエントランスに隣接して、少人数での打ち合わせから最大100人規模のイベントに対応したスペースです。活動内容にあわせ家具什器を柔軟にレイアウト変更できるとともに、参加者同士の活発な議論を促す開放的なインテリアとしています。
・商品展示会やパネルディスカッションの共同開催の場
・社内外の方とのセミナー・シンポジウムの開催
・来訪者の方との気軽な打ち合わせ
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4F:ものづくりに関わる創作・実証実験の場「工房」
敢えて建築的な仕上げを施さない「スケルトン空間」とし、ゼロから自分たちで創り上げる場です。汚れを気にせず建築活動に没頭でき、創作・開発・検証・教育まで、ものづくりに関わる様々な活動を実施できるスペースとしています。同時に、建物の仕組みに五感で触れることができる教材としての役割も担っています。
・建築関係の協業者・大学研究者との共同研究・開発の場
・建材メーカーの方々との商品開発・検証の場
・建築業界を志望する学生たちの教育・創作の場
・教育事業部の仕事学舎「こども建築塾」の会場とし、次世代の担い手育成の場 https://shigoto.rui.ne.jp/
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7F:物事の本質から未来までを参加者全員で議論する「劇場型会議室」「サロン」
最大350名が一堂に会することができる「劇場型会議室」は、参加者全員が顔を合わせながら議論ができる円環状の座席レイアウトになっています。遠隔モニターや個人マイクを搭載し、参加者全員のアイデアを結晶化させ、新しいアイデアを生み出す場として活用できます。
劇場型会議室の隣にある「サロン」は、木調の落ち着いた雰囲気で、大型モニターを備え、グループワークから十人単位での勉強会を開催しやすい空間です。社内で定期開催している社会勉強会の会場としても活用しています。
・数百人単位での講演会・シンポジウムの開催(東京本社との遠隔通信による同時開催も可能)
・協業者・メーカーの方々との技術勉強会
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【その他フロアの概要】
1F:農村と都市をつなぐ「類農園直売所」
農園事業部(類農園)の直売所・西中島南店の店舗面積を拡充。直営農場直送の新鮮な類農園の有機栽培野菜に加え、奈良•三重•和歌山約600軒の生産者の方々による野菜や果物・加工品もさらに充実しました。
類農園直売所:https://www.rui.ne.jp/news/15719/
3F:あらゆる枠を超えて、子どもたちがのびのび学ぶ「類学舎・共同保育室」
小1~高3の子どもたちを対象とした全日制の学び舎「類学舎」。異学年での交流・学び合いを活発化するオープンな教室空間とし、共用部のオープンスペースは社員・社外の方などと共創・協働して学べる場としています。これまでにも、52件150人の企業・教育機関などの見学、計13社と連携した企業インターンも開催しています。2013年からスタートした共同保育制度の共同保育室もこのフロアにあります。
類学舎:https://ruigakusha.rui.ne.jp/
5F・6F:すぐに集まり、チームで追求「執務フロア」
全事業部の社員が働く5階と6階のエリア。いずれも、その階すべてを使用した広々としたワンフロア空間で、壁や柱がないオープンなオフィスです。室内の中央には打ち合わせスペースを配置し、事業部を超えた連携を活性化させ、新事業の創出を促進します。社内で進行している多くのプロジェクトの追求風景が見渡せ、活力ある雰囲気をつくり出します。
共創拠点の事例として、ご視察をご希望の方は、類設計室の公式サイトにてお問い合わせ、または、弊社担当者にお気軽にお問い合わせください。
類設計室 大阪本社ビル 類ビル
場所:大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル