【新刊発売のご案内】クリエイティビティで社会課題に挑んだ、博報堂DYグループによる11のドキュメント『答えのない時代の教科書 社会課題とクリエイティビティ』

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株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の、博報堂ソーシャル・クリエイティブ・プロジェクトは、このたび『答えのない時代の教科書 社会課題とクリエイティビティ』を出版しましたのでお知らせいたします。

本書は日々の生活の中で、様々な社会課題を捉え、クリエイティビティによる新しい視点からアクションを起こした11事例について、担当者への仔細なインタビューによって解説・紹介しています。また、法律家・弁護士である水野祐氏、国際的NGO「アース・ガーディアンズ」日本支部代表の川﨑レナ氏、博報堂DYホールディングスの戦略事業組織kyuの副会長でありIDEOの共同会長でもあるティム・ブラウンといった、多様な立場からみたクリエイティビティについてのインタビューも掲載。

博報堂は「クリエイティビティで、この社会に別解を。」というメッセージのもと、多様な個性や専門性が越境し、前例のない解や新しい価値を社会に提供していくことを志しています。本書は、少子高齢化・過疎化・社会の分断・環境問題…と社会課題大国と言われて久しい日本において、それらの解決に向けた新しい視点としてクリエイティビティの可能性を提示し、誰の身近にもある社会課題に対してどのように向き合っていくかのヒントが詰まっています。

9月28日(木)には、出版記念トークイベントを神保町の博報堂旧本社跡HASSO CAFFÈ with PRONTOにて開催予定です。また、その後同会場で本書を紹介する展示も予定しています。

『答えのない時代の教科書 社会課題とクリエイティビティ』

著者:博報堂ソーシャル・クリエイティブ・プロジェクト

編集協力:『WIRED』日本版

仕様:単行本(ソフトカバー) 220ページ

定価:1,620円(本体1,473円+税)

発行:コンデナスト・ジャパン

発売:プレジデント社

発売日:2023年8月31日

Amazonリンク:https://amzn.asia/d/9j3XSFQ

本書の特徴

1:具体事例を中心に構成

博報堂のチームが実際に取り組んだ11の事例について、アクションに至った背景やプロセス、試行錯誤の様子などを、担当者へのインタビューを通じて丁寧に深掘りしています。課題に向き合った担当者の生の声が、読者の思考の種となるように構成しています。

2:それぞれの事例を構造化して整理

各具体事例ページの冒頭では、どのような社会課題を捉え、解決のためにどのような視点を持ち、具体的に何をどう実装したかを3つのポイントで示しています。

3:誰にでも身近な社会課題

各事例で捉えた社会課題は読者にも身近な内容となっており、自分ごととして考えるきっかけの提供となるようにしています。

(例)

・障がいがある人々が着る洋服の選択肢の少なさ(CASE 2 キヤスク)

・生理のタブー視とコミュニケーションの閉鎖性(CASE 3 テレビ東京「生理CAMP」)

・間違いを許し合えない不寛容による生きづらさ(CASE 4  注文をまちがえる料理店)

・コミュニティの弱化による暮らしの質の低下(CASE 5 ノッカル)

・地域の資産を活用しきれていない(CASE 7 静岡市プラモデル化計画)

・脱炭素社会に向けた、生活者の具体的なアクションが実践されていない(CASE 10 EARTH HACKS)

目次

・PROLOGUE 嶋 浩一郎 (博報堂 執行役員/博報堂ケトル 取締役 クリエイティブディレクター/編集者)

・INTERVIEW 1 近山 知史 (博報堂 エグゼクティブクリエイティブディレクター)

・CASE STUDY「社会課題」×「クリエイティビティ」 11のケーススタディ

CHAPTER 1 生きる、を変える

#01 答えのない道徳の問題 どう解く?

#02 キヤスク

#03 テレビ東京「生理CAMP」

#04 注文をまちがえる料理店

・INTERVIEW 2 水野 祐氏 (法律家/弁護士(シティライツ法律事務所))

・CASE STUDY CHAPTER 2 暮らす、を変える

#05 ノッカル

#06 茶山台団地再生プロジェクト

#07 静岡市プラモデル化計画

#08 shibuya good pass

・INTERVIEW 3 ティム・ブラウン (kyu 副会長/IDEO 共同会長)

・CASE STUDY CHAPTER 3 つくる、を変える

        #09 大好物醤油

#10 Earth hacks

#11 東京〇〇入門BOX

・EPILOGUE 川﨑 レナ氏×小谷 知也氏 

(国際的NGO「アース・ガーディアンズ」日本支部代表 ×『WIRED』日本版 エディター・アット・ラージ)

博報堂ソーシャル・クリエイティブ・プロジェクト

クリエイティビティによって、ビジネス課題だけではなく、社会課題の解決にも挑む博報堂のプロジェクトチーム。クリエイターからプロデューサーまで様々なナレッジを有したメンバーが“答えのない時代”の課題解決に取り組んでいます。

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