『スポGOMI甲子園・長崎県大会』を開催激闘を制したのは「ヌコ」チーム 当日は参加者全183人で、314Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全61チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・長崎県大会』を7月17日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

 

  • イベント概要

・日程   2022年7月17日(日)9時45分~10時30分
・開催場所 千里ヶ浜海水浴場(平戸市)
・参加人数 1チーム3名×61チーム=183人
・協力団体 スポGOMI大会2022in平戸実行委員会
 

  • 優勝は北松農業高校のヌコ!拾ったごみの総量は21.40kg!

全61チームが参加した初開催のスポGOMI甲子園長崎県大会。優勝チームの「ヌコ」はルールを正確に把握し、高ポイントとなるペットボトルを中心に回収し序盤からリードを奪いました。ほか出場のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、「ヌコ」チームは、ごみ総量21.40kg/4475.0ポイントを獲得し、準優勝チームに781.5ポイント差をつけて優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

 

  • 長崎県大会で集められたごみの総量は314.69kg

スポGOMI甲子園の会場となった千里ヶ浜海水浴場は透明度の高い海水と、東西に長く続く白い砂浜が魅力の、平戸市内外に人気の海水浴スポットです。一見綺麗な海岸ですが、海を浮遊してきた海洋ごみがあちこちに散乱し、せっかくの景観を台無しにしていました。その様子を見た参加者の1人は「こんなに多くの漂流ごみが打ち上げられているとは思いもしませんでした。私たちだけでは取り切れない。」と言っていました。スポGOMI甲子園は、全体的なごみ問題から考えると小さな存在ですが、この参加者のようにスポGOMI甲子園を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、現状の問題に対して貢献していきたいという強い思いを抱きました。

 

  • 優勝チーム「ヌコ」コメント

まさか自分たちが選ばれる、優勝できるとは思っていなかったので、驚きました。積極的に動いてペットボトルをたくさん拾いました。11月に東京で行われる決勝大会は、長崎県代表としていっぱいごみを拾って優勝を目指そうと思います。

<団体概要>
団体名称 :一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL :https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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