児童養護施設「実籾パークサイドハウス」起工式 開催のご案内/「OUR KIDS基金」 創設のご案内

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社会福祉法人福祉楽団(法人本部:千葉市、理事長:飯田大輔)は、千葉県習志野市実籾本郷にて、児童養護施設「実籾パークサイドハウス」を主とする福祉施設の起工式を執り行い、2024年秋の開設を目指して建設工事に着手いたします。また、工事着手と併せて、児童養護施設での「子どもの当たり前の暮らし」を実現するための「OUR KIDS基金」を創設し、広く寄附金の募集をスタートいたします。
  • 1  起工式について

[開催日時]
2023年9月7日木曜日 11時より(雨天決行)

[場所]
千葉県習志野市実籾本郷627番1

[施主]
社会福祉法人福祉楽団

[設計・施工]
株式会社ツバメアーキテクツ・石井工業株式会社

  • 2  計画について

千葉県では、施設の小規模化の取り組み進めており、児童養護施設の定員は減少の見込みです。現状、社会的養護の必要性は高まっており、本計画における施設整備となりました。千葉県の児童養護施設は、全数21施設のうち、15施設(千葉市を除く)が東部、南部に位置しており、東京に近い北西部には3施設(千葉市除く)にとどまっている状況です。習志野市は、交通のアクセスも良く、若い世代の流入も増えていることから計画地としました。計画地の東には「千葉県立実籾高校」、南側には「屋敷近隣公園」があります。首都圏の一時保護施設は定員オーバーが常態化しており迅速な暮らしの改善が必要になっています。

  • 3  福祉施設 パースイメージ

  • 4  コンセプトについて

当施設は、児童養護施設を中心に、一時保護施設、子どもの短期入所施設、親子生活訓練室、児童家庭支援センター、放課後等デイサービスを併設し、包括的な子ども、子育ての拠点を目指しています。子どもの居住部分は、子ども6人が1つの家になるように設計しており、できるだけ小規模で、生活を整えやすくし、健康な育ちと暮らしを保障したいと考えているほか、施設から巣立った子どもに伴走し、いつでも帰って来られるような場所を提供できるように計画しています。

このほか、同一敷地内には、高齢者の認知症対応型共同生活介護と看護小規模多機能居宅介護、障害のある人の就労継続支援事業を整備いたしますので、世代や、対象分野にとらわれず、地域の人の暮らしを包括的に支援する福祉拠点となります。

また、建物の一部には、医療法人社団悠翔会(法人本部:東京都港区・理事長:佐々木淳)が、在宅診療所の開業を予定しており、「安心できる生活」「納得できる人生」の実現に向けて「チーム在宅医療」の実現を目指しています。

  • 5  OUR KIDS基金について

施設整備(土地の購入や建物の建設)に必要な資金は、国庫補助金では十分ではありません。そこで、企業や市民から広く寄附を募り、子どもの暮らしを良くするための基金を創設することとなりました。基金の創設にあたり、東京藝術大学の日比野克彦さん、サイボウズ株式会社の青野慶久さんなどから応援メッセージをいただいたほか、多くの社会的養護経験者からの助言や支援を受けております。

なお、「OUR KIDS基金」への寄附は、所定の手続きをしていただくことで全額損金算入が可能となります。別添のパンフレットをご参照ください。

▼OUR KIDS 基金 ホームページ

OUR KIDS 基金|社会福祉法人 福祉楽団
子どもの当たり前の暮らしを実現したい。より良い未来の選択肢のために、「OUR KIDS 基金」へのご寄附をお願いします。

▼OUR KIDS 基金 パンフレット
https://www.gakudan.org/our-kids/assets/dl/our-kids_202307.pdf

  • 6  建設計画について

[施設名称]
実籾(みもみ)パークサイドハウス

[所在地]
千葉県習志野市実籾本郷630番地

[敷地面積]

6104.73㎡

[延床面積]

・児童養護施設 居住部分 1249.70㎡ 木造2階建

・児童養護施設 事務棟部分 904.56㎡ 鉄骨造2階建

・高齢者棟 1363.38㎡ 鉄骨造2階建

・その他、倉庫、バスケットボールコート

[工期]

2023年9月~2024年8月

[開設予定]

2024年秋

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