- プロジェクト始動の背景と目的
【背景】
コロナ禍や物価高騰・人件費の増加などによって社会情勢は目まぐるしく変化しています。テレワークの普及などで働き方が変わりつつある一方で、ITに精通した人材がいないため、多様な働き方に対応することができない組織が多く存在します。特に地方自治体や中小・小規模企業はデジタル技術を活用できるデジタル人材が圧倒的に不足しています。国のデジタル田園都市国家構想でも重要なテーマとなっているデジタル人材の育成・確保が必須です。
また、根強く残る固定的な性別役割分担意識により、女性は男性に比べて家事・育児・介護を多く担うため、男女の生涯収入格差が生じ、女性の経済的自立や支援が非常に重要となっています。
国の「女性版骨太の方針2023」では、女性登用の加速化や女性起業家の育成・支援、地方・中小・小規模企業における女性活躍の促進等の諸施策を通じて、女性活躍と経済成長の好循環の実現への取り組みを強化しています。
女性版骨太の方針2023:https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/pdf/sokushin/jyuten2023_honbun.pdf
【目的】
フォーバルは、国が掲げる日本の未来を拓く4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」を実現するために「F-Japan」構想を掲げ、中小・小規模企業のグリーン及びデジタルトランスフォーメーション(以下「GDX」)化を実現するために、地方自治体や中小・小規模企業のDX・GXなど、さまざまな施策の推進し、地方自治体や中小・小規模企業の支援に取り組んでいます。
本プロジェクトでは、これらの課題を解決するため、全国の中小・小規模企業43,000社に対して、DX化の伴走支援を実施しているフォーバルと、全国の自治体と連携した「でじたる女子プロジェクト」などを通じて女性のITスキル習得支援やキャリア支援を行うMAIAが協働し、さまざまな地域の中小・小規模企業へ女性の就労・就業に関わるマッチングや支援を行い、地方のDX化推進、雇用創出と多様な働き方を推進する自治体としての価値向上を図ります。
- MAIAとの取り組み【事例】
フォーバルとMAIAは地方創生・地域活性化に取り組む1つのチームとなり、全国自治体と連携してイベントやセミナー、コンソーシアム等様々な取り組みを企画・運営し、支援活動を行っていきます。また、「でじたる女子プロジェクト」などを通じてさまざまな地域で女性のITスキル習得支援を推進し、中小・小規模企業との就労・就業マッチングの機会を創出していきます。
【パートナー提携により広がる業務イメージ】
【事例】
東村山でじたる女子プロジェクト
フォーバルとMAIAは業務提携を行い、フォーバルが受託をした「東京都東村山市の中小企業等デジタル化推進支援事業及び女性デジタル人材育成事業」にて「東村山でじたる女子プロジェクト」を先行して共同で運営しています。
東村山でじたる女子プロジェクト
https://digital-women.maia.co.jp/higashimurayama
- 株式会社MAIAとは
MAIAは「Co-Create the Future 誰もが個として自立し、自由に自分らしく生き、共創できる社会を創造する」をミッションとして掲げ、女性活躍×地域×ITをかけあわせた事業を展開しています。女性のITスキル向上を支援し、スキルを習得した方々の活躍を後押しすることを通じて国や地方自治体、企業のDXを推進しています。
■会社概要
社名:株式会社MAIA
代表:代表取締役社長 月田 有香
設立:2017年11月
所在地:東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16階
URL:https://www.maia.co.jp
- 株式会社フォーバルとは
企業経営を支援する次世代経営コンサルタント集団で、中小・小規模企業のDXアドバイザーのリーディング・プレーヤーであるフォーバル(資本金:41億50百万円、東証プライム市場【証券コード:8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。詳しくは、ホームページ(https://www.forval.co.jp)をご参照ください。
■会社概要
社名:株式会社フォーバル
代表:代表取締役社長 中島 將典
設立:1980年(昭和55年)9月18日 所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
URL: https://www.forval.co.jp