【浜松市リハビリテーション病院】最新鋭モデル 医療機関向けドライビングシミュレーター導入

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 社会福祉法人聖隷福祉事業団(法人本部:静岡県浜松市/理事長:青木善治)浜松市リハビリテーション病院(院長:昆博之)は8月9日に、今年4月発売のHONDA製医療機関向け新型ドライビングシミュレーター(以下DS)を導入します。2015年に導入したDSと併せ2台体制で、患者さんの運転再開に向けたリハビリだけでなく、高齢者ドライバーの運転評価を実施していきます。令和2年交通安全白書(内閣府)によると、75歳以上及び80歳以上の免許保有者数は、ともに増加を続けていると報告されています。免許返納に悩む高齢者またはそのご家族、またそのようなケースの対応に苦慮されているケアマネジャーやかかりつけ医の皆さまと協業、連携し、地域における安全な移動、公正な交通社会の実現に向けて邁進したいと考えております。

 当院では、これまで脳卒中片麻痺や高次脳機能障害の患者さんを中心に運転評価を行っていました。年間評価者数は270人(2021年度)で全国有数の実績を誇っています。また昨今では障がい者の運転評価だけでなく、高齢者ドライバーの運転評価の依頼が急増しています。高齢者の評価は、机上の検査よりもDSや実車評価など実践に近い評価が重視されるため、依頼件数に伴いDS稼働件数も増加していることから2台目導入に至りました。

                                

 今回導入する新型DSは、HONDA製の最新鋭モデル「DB型Model-A」。運転能力の評価をサポートする機能が搭載された‘医療機関向け’本格シミュレーターです。実際の自動車運転シーンに近い環境で、認知・判断・操作などの運転に関わる動作や反応速度の測定データを数値化し、運転能力をより客観的に比較・評価することが可能です。

 

この度、メディアの皆さま向けに当シミュレーターの試乗と運転評価を体験していただく機会として下記日程で「メディア説明会」を企画いたしました。ぜひご来院いただき、地域の皆さまにご発信くださいますようお願い申し上げます。

《メディア説明会》 日時 2023年8月9日(水)13:00~

          場所 浜松市リハビリテーション病院 作業療法室

             浜松市中区和合北1丁目6-1

          内容 新型ドライビングシミュレーターの説明、試乗など

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