生成AI関連サービスに関わる自治体と当社の連携協定の締結は、三重県伊賀市に続いて2例目となります。
本協定のもと、FIXERと桑名市はChatGPTを活用した行政サービスの高度化事業に共同で取り組み、同市の市民サービスの向上を目指します。サービスはFIXERが開発・提供するAzure OpenAI Serviceを活用した行政・企業向け生成型AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」 (https://www.gaixer.com/) 上に構築します。GaiXerを利用することで、ChatGPTの課題として指摘される内部情報や利用者のプライバシーを適切に保護し、安心して利用できる環境を提供します。
FIXERは2015年から三重県に事業所や開発センターを展開し、三重県内の自治体にクラウド・AIを活用したデジタルトランスフォーメーションをご提案し、新たなサービスの開発や人材育成などに取り組んでまいりました。今回の桑名市との連携を通じ、市政業務の効率化を実現し、市民一人ひとりがさらに暮らしやすい桑名市への進化をご支援できればと考えております。
■情報漏洩を防ぐ、行政・企業向け生成型AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerはChatGPT等に代表される生成型AI技術を活用した行政・企業向けサービスです。Azure OpenAI Servicesを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能に特化し、ユーザーからの質問に対して、カスタマイズされた高品位な回答の生成や、定型的な事務作業を代行する機能等、サービスを順次展開しています。加えてクラウド上の様々なサービスと結合することで、市民向け、ユーザー向け、カスタマーサポート、行政や企業の組織の業務改善など、複数用途への活用を可能にしています。
【一般的な「 GaiXer 」想定活用方法 】 ・企業や行政組織におけるプロンプトのテンプレート化とその共有を通じた文書作成の省力化に伴う 業務効率化 組織全般:報告書、契約書、議事録、案内状やお礼状などの社外向け文書 行政、自治体:議会答弁作成、施策報告書、行政経営報告書、新施策実施に際したキャッチコピーの 作成等 ・「Email-Pro」の活用を通じた電子メール生成と機密情報チェック 組織全般:日程調整、お礼、お詫びのメール、報告メール等 ・社内FAQやマニュアルの学習に基づいた回答生成(専用環境でのみ提供) 組織全般:過去の自組織のデータや記録に基づいた情報収集、それらに応じた文書、文章の生成。 企業全般:日程調整、お礼、お詫びのメール、報告メール等 |
■ 株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はMicrosoft Azureが本格的にサービスを開始する前の2009年に創業し、2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。2018年に政府情報システムにおける基本方針としてクラウド・バイ・デフォルト原則が示されて以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズがますます高まる中で、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
創 業:2009年11月6日
Webサイト:https://fixer.co.jp/
※Microsoft、Azure、Power Platform、PowerApps、は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
https://prtimes.jp/a/?f=d9536-60-0523cfd19870bd897a5428ebd1dfcd72.pdf