サイクロン・モカ被災者支援プログラム開始を決定

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緊急人道支援組織 ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、今年5月にミャンマー北西部を襲ったサイクロン「モカ」による甚大な被害を受け、支援プログラムを開始することを決定しました。

サイクロン「モカ」は5月14日、ミャンマーのラカイン州沿岸部に上陸し、その後、勢力を維持しながら北西地域へと進みました。最大風速が時速250キロに達し、ミャンマー史上最も大きなサイクロンの一つとなりました。各地で大雨と強風を記録し、低平地のラカイン州では洪水被害が発生、州都のシットウェでは3.6メートルの深さまで水位が達し多くの負傷者が出ました。

OCHA によれば、サイクロンが通過した地域に540万人がおり、そのうち320万人が脆弱な状況に置かれ、緊急支援を必要としています。

2021年のミャンマー人道危機以降、もともと弱い立場に置かれた国内避難民が、サイクロン・モカによってさらなる人道危機に直面し一層の支援が急務な状況です。

 JPFでは5月19日、加盟NGOによる緊急初動調査を開始しており、水・衛生、食料、保健衛生、緊急物資、シェルター、保護、心理社会的支援などのニーズが確認されています。本プログラム立ち上げによって、さらに迅速かつ効果的な緊急支援を提供していきます。

【プログラム概要】

プログラム名:サイクロン・モカ被災者支援

支援期間  :4か月(初動対応期)

活動地域  :ミャンマー 

活度予算  :6,500万円

【緊急災害⽀援基⾦】

今後起こりうる災害や紛争の緊急初動調査のための資⾦にご賛同いただける⽅は、以下の⽅法でご⽀援くださ

い。ご寄付をいただく時点で実施中の⽀援プログラムのうち、現地の状況等に照らして最も優先度の⾼い⽀援

プログラムをJPFで選定し、その活動資⾦として活⽤させていただきます。

詳しくは下記をご覧ください。

寄付・参加の方法|日本発の国際協力NGOジャパンプラットフォーム
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■特定非営利活動法人(認定NPO法人)ジャパン・プラットフォームについて

コソボ紛争の経験を教訓に、NGO、経済界、政府の対等なパートナーシップのもと、2000年に発⾜した⽇本の緊急⼈道⽀援のしくみ。平時より、3者および多様な⼈々が、強みや資源を⽣かして連携できるプラットフォームとして機能し、国内外の⾃然災害による被災者、 紛争による難⺠・国内避難⺠に、迅速かつ効果的に⽀援を届けています。これまでに66の国・地域において、総額840億円以上、2,100事業以上(2023年3⽉時点)の⼈道⽀援活動を展開。各得意分野を持つ40以上の加盟NGOを様々な形でサポートしながら、緊急⼈道⽀援のプロフェッショナルとして、⽀援を必要とする⼈々のニーズに根ざしたプログラムを実施しています。

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