在宅医療は、多くの人々が協力しながら、ひとりひとりの患者さんに合わせたサポートを行う医療です。在宅医療は、私たちが自分らしく質の高い生活を送るために必要な医療であり、私たちの「生きる力」「本来の健康」につながるサステイナブルな医療です。
本市民公開講座は二部構成で開催します。第一部は、「日本はどうして強くなったのか?」というテーマで、在宅医療を考えます。ラグビーにおいて、チームの中でお互いを信頼し合う”One for all, all for one”という関係は、在宅医療における人としての基本的な関係にも通じる概念です。ラグビー元日本代表の大野均さんとラグビージャーナリストの村上晃一さんをゲストに迎え、ラグビーと在宅医療に関して対談形式でお話します。
第二部は、「様々なイノベーションをおこす」というテーマで、在宅医療を考えます。分身ロボットOriHimeの開発者である吉藤オリィさんと、視線入力装置を介したゲームを通じて難病のお子さんの生活を支える工学者の伊藤史人さんをゲストに迎え、日々進化している難病患者さんの生きやすい社会を実現させるためのテクノロジーと在宅医療について考えます。
本市民公開講座は、どなたでも無料でご参加いただけます。この機会に是非ご参加ください。
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スペシャルゲスト(例)
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開催概要
日 時: 2023年6月25日(日)13:30 – 15:30
形 式: 会場、オンライン同時配信予定
会 場: 朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター) 〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島6-1
オンライン: 参加申込のメールアドレス宛に視聴URL(Zoom)をお送りいたします
参加費: 無料
プログラム: 二部制
【第一部】ラグビーは地球を救う! 日本はどうして強くなったのか?
【第二部】難病は地球を救う! 様々なイノベーションをおこす
主 催: 一般社団法人日本在宅医療連合学会
後 援: 新潟県ラグビーフットボール協会、株式会社新潟放送他
参加申込方法: 下記リンクよりお申し込みください
https://forms.office.com/r/HDiUprt4LB
参加申込期限: 2023年6月20日(火) 17:00予定
※報道関係者の申し込み方法は末尾の「メディア関係者向けの情報」よりご確認ください
※オンライン参加ご希望の報道関係者は一般と同じ上記URLからもお申し込みいただけます
[一般参加者のお問い合わせ先]
日本コンベンションサービス株式会社 東北支社内 E-mail: 5jahcm@convension.co.jp
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登壇者
【第一部】
ゲスト 大野 均 氏(ラグビー元日本代表選手)
1978年生まれ 福島県郡山市出身。高校までは野球部に所属。進学した日本大学工学部でラグビーを始める。2001年東芝プレイブルーパス入団。2004年日本代表初選出。2007年、2011年、2015年と3大会のワールドカップに出場。2015年大会では南アフリカ戦勝利に貢献。13年間日本代表でプレーし、国際試合98試合出場は日本代表歴代最多。現在、東芝プレイブルーパス東京アンバサダーに就任。
ゲスト 村上 晃一 氏 (ラグビージャーナリスト)
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校から大阪体育大学でラグビーのポジションは、センター、フルバック。87年ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務し、90~97年同誌編集長。98年からラグビージャーナリストとして、スポーツ専門局JSPORTSでラグビー解説を継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップで現地コメンテーターを務めた。ラグビーシンポジウム、トークイベントなどの進行役多数。
司会 井手口 直子 氏 (第5回日本在宅医療連合学会大会 副大会長、帝京平成大学薬学部教授)
【第二部】
ゲスト 吉藤 オリィ 氏 (株式会社オリィ研究所CEO)
自身の不登校時に感じた「孤独」から、人生のミッションを「孤独の解消」とし、分身ロボットOriHimeを開発。2012年に株式会社オリイ研究所設立。ALSの患者とともに視線入力でOriHimeを操作するOriHime eyeや、寝たきりでも仲間とともに働ける「分身ロボットカフェDAWN」を常設店として開店した。難病勉強会や難病の人も参加できるOriHimeによるスポーツ大会、音楽、開発イベント等を多数実施している。
ゲスト 伊藤 史人 氏(島根大学総合理工学研究科)
一橋大学情報基盤センター助教を経て2014年から現職。専門は医用画像処理および福祉情報工学。近年は、重度障害児・者向けアプリケーションの開発と普及を進めており、そのうち視線入力技術を活用した重度障害児支援システムEyeMoT(アイモット)は、全国のほとんどの支援学校で導入されている。バリアフリーマップアプリWheeLog!の最高技術責任者。2017年、日本賞(クリエイティブ・フロンティア部門)
最優秀賞受賞 ほか。
司会 川口 有美子 氏(ノンフィクション作家、さくら会)
ALS患者と家族の葛藤を描いた「逝かない身体一ALS的日常を生きる」(医学書院)で2010年第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2013年立命館大学大学院先端総合学術研究科博士(学術)課程修了。研究領域は難病や障害などで生き難さを抱える人々の政策と倫理。全国各地の神経筋疾患者児の在宅24時間365日介護保障を推進し、喀痰吸引等をおこなうヘルパーの養成を支援してきた。
司会 中島 孝 氏 (第5回日本在宅医療連合学会大会 大会長、国立病院機構新潟病院院長)
総合司会 町 亜聖 氏(フリーアナウンサー、元ヤングケアラー)
1995(平成7)年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。2011(平成23)年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験から医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。
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一般社団法人日本在宅医療連合学会について
一般社団法人日本在宅医療連合学会は、それまで20年もの歴史を持っていた日本在宅医学会と、29年の歴史を持っていた日本在宅医療学会が合同し、2019年に発足しました。(1)在宅で療養するすべての人の尊厳を守り、本人と家族のQOL(人生および生活の質)の向上をはかる、(2)療養者自らの生き方を尊重し、それを実現するための支援を行う、(3)質の高い在宅医療の実践を通じて、人生の最終段階も含め、安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献する、(4)生活やいのちを支えるための叡智を集約し、新しい在宅医学を創造する、という4つのビジョンを掲げています。学術大会や地域フォーラム、各種セミナー・養成講座の他に在宅医療専門医の資格取得制度も実施しています。
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。 】
https://prtimes.jp/a/?f=d123555-1-ed2a96ac72d77d5946bdb1ca0b4f9133.pdf