同カードは、高槻城二の丸跡に整備を進めていた高槻城公園芸術文化劇場が今年3月にオープンしたことを記念して作成したもの。
カードに描かれた「高槻城」は、京都・大坂の中間に位置し、西国街道と淀川という水陸の大動脈を抑える要衝として重要な役割を担った北摂唯一の近世城郭です。戦国時代には、キリシタン大名高山右近が城主を務めたことでも知られています。また、「高槻城」とともに描かれている花は「鉄線(てっせん)」というツル性の多年草で、慶安2年(1649年)から明治時代まで13代にわたって高槻藩主を務めた永井家が徳川家から下賜され、代々用いてきた家紋の元となった植物です。
同デザインのマンホールは、同劇場周辺12か所に設置されています。カードと合わせて、かつての城下町の遺構が再現された高槻城公園を散策しながらマンホールを探してみてください。
【マンホールカードとは】
インフラとして注目されにくい下水道の機能や役割を知ってもらうために活動している団体「下水道広報プラットホーム(GKP)」が各地方公共団体等と共同制作しているものです。各地の名所などがデザインされていて、カードを通じて楽しく下水道に興味を持ってもらうために全国各地で無料配布しています。
全国653自治体で941種類が発行されており、コレクターがいるほど人気を博しています。高槻市では、これまで「摂津峡」、「安満遺跡公園」のカードを作成していて、「高槻城」のカードで3種類目になります。
【カードの配布場所など】
配布期間:4月28日(金曜日)から
配布場所:高槻城公園芸術文化劇場 南館 総合案内(高槻市野見町6-8)
配布時間:9時から17時15分まで 毎週月曜日は休館(祝日の場合は翌日)
アクセス:阪急高槻市駅から徒歩約8分、JR高槻駅から徒歩約13分
※カードは1人1枚まで(無料)
【関連ホームページ】
高槻城公園のマンホールカードを配布しています(高槻市ホームページ)
北摂唯一の近世城郭 高槻城(高槻市ホームページ)
【本件に関するお問い合わせ先】
高槻市 街にぎわい部 文化スポーツ振興課
電話:072-674-7649