ここ数年、標的型攻撃やランサムウェアなど、外部から侵入して内部活動を行う”高度な攻撃”が猛威を振っています。内部活動を行う”高度な攻撃”は、攻撃の段階ごとに各サーバを利用して攻撃を行います。公開サーバの脆弱性より侵入し、重要データの暗号化、流出、コインマイニング、ボット化する、といった手口が多くみられます。そのため、侵入の第一段階となる公開サーバへのセキュリティ対策が極めて重要です。多くの企業ではWAF等により攻撃からの保護を実施しています。しかし攻撃者はつねに防御を迂回したり検知を回避したりする手段を探しています。そのため、多層防御や保護対象本体へのセキュリティ対策は重要となります。ホスト型のIPS(HIPS)の導入は効果的なソリューションです。
BBSecではクラウドセキュリティのマネージドセキュリティサービスとして、Managed Security Service for AWS(AWS MSS)を展開してまいりました。AWS 100 APN Certification Distinctionにも認定されており、AWS認定資格の中でも高度な知識の証明である、「専門知識認定」および「プロフェッショナル認定」資格を保有する技術者が129名在籍しています。また、昨年5月にAWSセレクトティアサービスパートナーに認定されており、多くのお客様のご支援をしてまいりました。
今回、新たにAWS MSSの一環として、ファイアウォール、IPS、脆弱性管理、セキュリティインシデント管理など、様々なセキュリティ機能を包括的に提供するトレンドマイクロのCloud One Workload Security を追加いたします。これにより、お客様にはさらに高いレベルのセキュリティサービスをご提供可能となりました。また、Workload Security機能を更に拡張できるEDR/XDRであるVisionOneのMSSもリリースを予定しています。
■Cloud One Workload Security、Vision Oneを用いたMSSのご提供構成イメージ
BBSecは以前より、24時間/365日でお客様のシステムの有人監視をマネージドセキュリティサービス(Managed Security Service: MSS)において、TrendMicro Cloud OneTM Workload Security 、TrendMicro Deep SecurityTM に対するマネージドセキュリティサービスを展開しておりましたが、今回改めてトレンドマイクロのMSPおよびCSPとなりました。
MSP/CSPはトレンドマイクロの定める高度なセキュリティ資格を有する技術者が在籍し、MSSにおける実績について認められた形です。
BBSecではMSP、CPSに認定されたことを機に、さらに、Vision Oneに対するMSS対象製品の拡大も計画しております。トレンドマイクロの認定パートナーとして、今後も同社とともに、お客様のクラウドシステムのセキュリティ向上に邁進してまいります。
【BBSecについて】
BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「便利で安全なネットワーク社会を創造する」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。