約400坪の広大なスペースに、“学び・体験・実践”をコンセプトとする5つのブースとポップアップスペースを設け、京都・美山の農園で育った野菜やスイーツを揃えたマルシェや、京都の地産地消食材を使ったメニューを提供するレストランバー「YUBA」※を併設。衣と食の循環型テクノロジーを応用した「サーキュラー ファーム」のビジネスモデルの認知拡大を図ってまいります。ショップスペースでは、天然素材を用いたライフスタイルブランド「アルーフホーム」による、衣類の回収カウンターも設置。クレサヴァの循環モデルをワンフロアで体感することができます。
※2023年4月29日オープン
クレサヴァが創造する循環型テクノロジー
衣料から肥料へ還し、食を育む
ファッションにおける大量生産・大量消費は、年間約51万トン*もの衣類の廃棄をもたらすと言われています*。クレサヴァでは、設立以来、この問題の本質的な解決策として、不要になった衣類を「捨てる」のではなく「土に還す」ことに着想し、研究を重ねてきました。その結果、新たに化学繊維を含むすべての衣類から、安心して土に還すことのできる安全な肥料を生成するテクノロジーを開発しました。美しい自然に囲まれた京都 美山の農園で、衣類から作られた肥料による豊かな土壌で新鮮な野菜が作られ、皆さまのもとに還元される。これが、私たちの提案する未来への持続可能なイノベーション、CIRCULAR FARMの循環システムです。
*出典:環境省 令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務
クレサヴァでは、回収した衣類から円柱型のペレット(肥料)を生成するテクノロジーを開発し、特許を取得しています。専門機関による検査結果では、このペレットには肥料に必要な成分が含まれていることが示されています。
STEP1 破砕
不要となった衣類や生地を回収し、破砕機に入れます。天然繊維のみならず化学繊維やファスナー・ボタンなどの付属品などのすべてを手作業で分別することなく、破砕することが出来ます。
STEP2 粉砕
破砕した素材を、粉砕機でさらに細かく、糸状の繊維に粉砕します。このプロセスにより、発酵が促進されます。
STEP3 発酵
粉砕した繊維を、有機物と混ぜて自然発酵させます。微生物による分解が進み、健康な土壌を育む肥料となります。発酵に使用する有機物も廃棄されるはずだったものを回収し有効活用(アップサイクル)しています。
STEP4 ペレット
発酵後、1~2cm程度の円柱型ペレットに造粒します。農家の方々の声を反映し、農業機械で広範囲に撒くことができる最も効率的な方法を考え、形状を最適化しました。このペレットが微生物の活性化を促し、土壌の健康維持と、農作物の栄養価の向上につながります。
『CIRCULER FARM MUSEUM』
会期:2023年4月21日(土)~7月末<期間限定>
場所:東急プラザ銀座7F
営業時間:11:00-21:00 ※レストランは23:00まで営業
主催:クレサヴァ株式会社/アルーフホーム株式会社
お問い合わせ先:CIRCULAR FARM MUSEUM
電話番号:03-6274-6658
■会社概要
・会社名:クレサヴァ株式会社
・所在地:東京都港区南青山5-16-14 モン・ブルービル2F
・代 表:園部 皓志
・設 立:2017年3月
・事業内容:サーキュラーファームのテクノロジー開発、OEM&ODM、コンサルティング事業など
・URL :https://www.cresava.com/
■会社概要
・会社名:アルーフホーム株式会社
・所在地:東京都港区南青山5-16-14 モン・ブルービル2F
・代 表:園部 梨加
・設 立:2022年6月
・事業内容:循環型モデルのアパレルブランドの展開、衣類回収業、サーキュラーファームの運営など
・URL :https://aloof-home.com/