【国内初採用】福島市水道局が、宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を採用。

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JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人(東京都港区 代表取締役 櫻庭康人)が提供している、宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を福島市水道局が国内初採用したことをお知らせいたします。

■「天地人コンパス 宇宙水道局」について

「天地人コンパス 宇宙水道局」は、水道管の漏水リスク管理業務システムです。地球観測衛星が観測したデータ(宇宙ビッグデータ)と、水道事業者が保有する水道管路情報や漏水履歴、オープンデータなどの様々な情報を組み合わせて、AI(機械学習)で解析することで、約100m四方の地区ごとに漏水リスクを評価し、本システムで確認・管理することができます。

また本システムは、独自の特許出願技術(特願2023-48636 :漏水調査計画支援システム及び方法)です。様々な宇宙ビッグデータと地上データ、そして機械学習の組み合わせにより、高リスク箇所で高い漏水発見率が示されることが特徴です。

また水道管管路情報の取り込みや地図機能・印刷機能など基本的なGIS機能も備えています。水道事業における有収率向上策として、水道維持管理業務での日常的、かつ、継続的に使っていただくことで、リスク評価の信頼性も進化します。また2022年度に行った内閣府との実証実験や他自治体へのヒアリングを通して、本システムの期待できる効果は点検費用が最大65%削減、調査期間が最大85%削減とされています。

■導入の背景

国内には約130,000km(全体の17.6%)の管路が法定耐久年数を超えており、効率的に管路の点検、維持・修繕を実施することが求められています。しかしながら、現状の手法では経年管の点検・維持・修繕を実施するには、多額の費用を要するうえに、広域、かつ、短期間で行うことは困難とされています。

また、水道事業において、有収率の向上が求められる中、法定耐用年数を超過した水道管路が「漏水事故寸前」となるなど、水道管路の老朽化が課題となっています。それに加え、人口減少により税収減や職員減が発生し、その結果、水道管路の漏水調査及び更新時期が遅れ、全国的に大規模な漏水事故が急増していることから、今後の深刻化も予想されています。

天地人はこれらの社会課題に寄与できればと考えております。

■株式会社 天地人 事業開発 相原 悠平のコメント

この度、天地人は国内初採用として、福島市水道局から宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」の業務委託を受けることができました。

天地人が活用する衛星データは、宇宙ビッグデータと呼ばれ、農業、再生可能エネルギー(再エネ)、不動産など幅広い分野に導入されています。加えて、独自のオンラインGISプラットフォームを活用し、ワンストップでの計画立案から実施までを支援できることも強みです。

天地人がこれまで培った分析ノウハウや高度なアルゴリズムを水道管インフラに応用することで、より健全な水道管インフラの維持管理を目指します。また、福島市水道局のご期待に応えるため、福島市水道局とのコミュニケーションを大切にし、漏水発見率の向上や有収率の向上を目指して取り組んでまいります。

「天地人コンパス 宇宙水道局」に関するリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000045963.html

■株式会社 天地人 会社概要
会社名:株式会社 天地人
所在地:東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9F
代表者:代表取締役 櫻庭康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/tenchijin_pr
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/

<本件に関するお問い合わせ先>
漏水事業担当:立石、白坂
お問合せ窓口:bizdev@tenchijin.co.jp

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