JAF(一般社団法人日本自動車連盟)香川支部(支部長 星合 貴彦)は2022年10月11日(火)から12月3日(土)の期間中に、香川県警察本部と合同で「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、3月9日(木)にその結果を公表しました。この調査は、全国の都道府県警察とJAF各支部で全国885箇所・香川17箇所において実施し、シートベルトの着用率の状況を伝えるとともに、全席での着用の重要性を浸透させることを目的としています。
2008年に全席でのシートベルト着用が義務化されてから10年以上が経過しましたが、依然として後部座席は他の座席と比べて着用率が低い状態が続いています。その中でも、一般道路で着用率の低さが際立ち、改めて後席でのシートベルト着用の重要性が十分に浸透していないことを示す結果となりました。
■後部座席専用の「シートベルト模擬衝突体験車」を導入
JAF香川支部では、時速5kmで衝突した際の衝撃を体験できる模擬衝突体験車「シートベルトコンビンサー」の新型車両を2021年12月に導入しました。従来の運転席・助手席の2座席式から、車の2列目・3列目シートを模した後部4座席式に変更し、後部座席専用の模擬衝突を体験できる仕様としました。交通安全イベントを中心に出展し、香川県や香川県警察本部など交通安全関連団体とともに、引き続き全席でのシートベルト着用を呼びかけます。