Part1では、TeNQリサーチセンター内に拠点を置くプロジェクト「月資源探査計画TSUKIMI」の概要や研究内容、今後の展望等を、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のテラヘルツ研究センター上席研究員・笠井康子氏、東京大学大学院工学系研究科・宮本英昭教授、大阪公立大学研究員・長谷川豊氏の3名が解説します。月資源探査計画TSUKIMIは、総務省より2021年に受託したプロジェクトで、月面における資源の広域サーベイを可能とするテラヘルツ波センサ搭載の超小型衛星システムを開発し、月資源の地図作成を目指す計画です。
Part2においては、オーストラリアのアデレード大学と中継をつなぎ、オーストラリアにあるローバーを遠隔操作する体験を行います。遠く離れたオーストラリアにあるローバーをTeNQから動かしてみましょう。
Part3は、DigitalBlastと東京大学が共催で、4回目となる宇宙ビジネスミートアップ「DigitalBlast Cafe~宇宙ステーションを基地にした資源探査計画とは~」を開催します。DigitalBlastが2022年12月に発表した「民間宇宙ステーション(CSS)構想」において、宇宙ステーションを拠点とした惑星間の探査機の往復を可能とする機能の実装を計画しています。地上と地球低軌道(LEO)経済圏、そして惑星間経済圏、月・火星経済圏の起点となる新たなステーションとして機能することを目指します。
そこで、火星や小惑星探査を研究する国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所 太陽系科学研究系・臼井寛裕教授、月や小惑星資源の研究を行う東京大学・宮本英昭教授、2023年中に打上げ予定の月面探査車「YAOKI」を開発する株式会社ダイモンの取締役COO 三宅創太氏をゲストに迎え、DigitalBlastの代表取締役CEO 堀口、マネージャー 小林を交えて宇宙ステーションを基地とした宇宙資源探査の可能性を探ります。
同時開催として、株式会社ダイモンが開発する月面探査車「YAOKI」の操縦体験を実施します。あわせてお楽しみください。
イベント詳細ページ:https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/topics/20230325-1.html
オンラインライブ配信:YouTubeチャンネル「Space Collaboration(スペース・コラボ)」内
(https://youtube.com/live/hupsb4B-HC8)
■当日のプログラム(敬称略)
【総合司会】森乃重子(DigitalBlast)
▼13:00~14:00 Part1. 講演会:月資源探査計画TSUKIMIとは
・13:00~13:20 TSUKIMIとは何?What is TSUKIMI? 笠井康子(NICT)
・13:20~13:40 TSUKIMIの目指す月資源探査 宮本英昭(東京大学)
・13:40~14:00 TSUKIMIの観測センサ 長谷川豊(大阪公立大学)
場所:宇宙ミュージアムTeNQ館内 イマジネーションエリア「眺めルーム」
対象:中学生~大人
月資源探査計画TSUKIMI:https://www.tsukimi.one/
▼14:15~15:30 Part2. ローバーを操作してみよう!
・14:15~14:30 オーストラリアのアデレード大学担当者による挨拶・説明
・14:30~15:30 ローバー遠隔操作
協力:オーストラリア・アデレード大学
場所:宇宙ミュージアムTeNQ館内 サイエンスエリア
対象:小学3年生以上推奨。小学2年生以下の場合、保護者の方のご同席をお願いします。
※体験いただける時間はおひとり様15分程度となります。
※当日の通信状況により、プログラムを変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
▼15:45~17:25 Partt3. 宇宙ビジネスミートアップ「DigitalBlast Cafe~宇宙ステーションを基地にした資源探査計画とは~」
・15:45~16:05 民間宇宙ステーション(CSS)について 及川雅信(DigitalBlast)
・16:05~16:25 宇宙建築の地産地消 稲垣博信(DigitalBlast)
・16:25~17:25 トークセッション「宇宙ステーションを基地にした資源探査計画とは」
【モデレータ】森徹(DigitalBlast)
【登壇者】臼井寛裕(JAXA)、宮本英昭(東京大学)、三宅創太(ダイモン)、堀口真吾(DigitalBlast)、小林弘(同)
場所:宇宙ミュージアムTeNQ館内 イマジネーションエリア「眺めルーム」
対象:中学生~大人
【同時開催】
▼13:00~17:25 月面探査車「YAOKI」を操作してみよう!
YAOKIは、株式会社ダイモンが開発する超小型、超軽量、高強度を兼ね備えた月面探査車(月面ローバー)です。2023年中の月への打上げが決まっているYAOKIを実際に操縦して、月面探査を体験してみましょう。
協力:株式会社ダイモン
場所:宇宙ミュージアムTeNQ館内 サイエンスエリア・火星ゾーン
対象:小学3年生以上推奨。小学2年生以下の場合、保護者の方のご同席をお願いします。
※体験いただける時間はおひとり様5分程度となります。
■開催概要
日時:2023年3月25日(土)13:00~17:25
会場:宇宙ミュージアムTeNQ館内 イマジネーションエリア「眺めルーム」、サイエンスエリア(〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61黄色いビル6F)
オンラインライブ配信:YouTubeチャンネル「Space Collaboration(スペース・コラボ)」内(https://youtube.com/live/hupsb4B-HC8)
イベント参加費:無料 ※会場参加の場合、宇宙ミュージアムTeNQへの入館のため、チケット購入が必要となります。
参加方法:会場参加の場合、宇宙ミュージアムTeNQへの入館チケットが「事前日時指定制」となりますので、
前売券をセブンチケットにて購入ください。詳細はチケット案内(https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/ticket/)をご覧ください。先着順に受付いたしますので、イベント開始時間に会場へお越しください。
オンラインライブ配信は、YouTubeチャンネル「Space Collaboration(スペース・コラボ)」内(https://youtube.com/live/hupsb4B-HC8)をご覧ください。
注意事項:実施内容は予告なく変更になる場合がございます。
イベント詳細ページ:https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/topics/20230325-1.html
チケット購入に関するお問い合わせ先:宇宙ミュージアムTeNQ (TEL)03-3814-0109
イベントに関するお問い合わせ先:株式会社DigitalBlast (E-Mail)info@digitalblast.co.jp
■宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)施設概要
所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61黄色いビル6F
営業時間:平⽇11:00〜18:00/⼟⽇祝・特定⽇10:00〜19:00
※最終⼊館は閉館の1時間前まで。
※営業時間は状況により変更する場合がございます。施設状況をご確認のうえ、ご来場ください。
⼊館料:(当日)⼀般1,800円、学⽣1,500円、4歳〜中学⽣1,200 円、シニア(65 歳以上)1,200 円
※3月の入館については、「事前日時指定制」として前売券をセブンチケットにて販売します。前売券で各回予定数に達した場合、当日券の販売はございません。
※入館後、映像エリアを鑑賞いただくため、会場到着までに約30分かかります。お時間に余裕を持ってご入館ください。
※⼊館は15分ごととなります。TeNQファミリーデーを除き、4歳未満の⼊館不可。
※2023年3月31日(金)をもって閉館いたします。
TeNQホームページ:https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/
■株式会社DigitalBlast(デジタルブラスト)について
DigitalBlastは、“宇宙に価値を”提供するため、常に挑戦し、宇宙産業の変革を実現していきます。日本の宇宙産業をより価値あるものにしていくためには、BtoGビジネス(企業対行政間取引)に偏らない、多様な収益源の確保が必要です。事業戦略・デジタル・プロモーションなど多様なプロフェッショナルが在籍し、総合提案を強みとしています。クライアントの収益源を多様化し、新たな宇宙産業の価値確立に努めてまいります。
会社名:株式会社DigitalBlast(英文表記:DigitalBlast, Inc.)
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング19階
代表者:代表取締役CEO 堀口真吾
設立:2018年12月
ホームページ:https://digitalblast.co.jp/
事業内容:企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信