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日本企業の海外進出に伴い、企業規模を問わず国際取引が増加しています。
そのため、国際企業法務に不慣れな弁護士であっても相談を受ける機会があるのではないでしょうか。
一方で、契約書作成や紛争時の対応と留意点が相手国によっても異なるため、どのような回答をすればよいか分からない事例もあると思います。
本書は、米・中・東南アジアとの取引を中心に理解し、弁護士として国際取引の法的問題に対応するためのポイントを押さえられる一冊です。
国際取引を行う日本企業が直面する多様な法的諸問題及び税務について、日本の立場から実践的かつ具体的に解説しています。
国際企業法務に不慣れな弁護士でも、基礎知識をしっかりカバーできる一冊です。
【商品の特長】
- 取引が多い米・中・東南アジアの企業法務をピックアップ！
- 日本企業にとって海外取引が困難を伴う背景と留意点がわかる！
- 国際取引に不可欠な、国際税務の実務知識にもフォーカスして解説！
【目次】
第1章 国際ビジネス契約
１ 本章の概要
２ 国際ビジネス契約の心得
３ 国際ビジネス契約の前提知識 英米法のルール
４ 国際ビジネス契約のチェックポイント 準拠法（Governing Law）
５ 国際ビジネス契約のチェックポイント 紛争解決方法（Jurisdiction/Arbitration）
６ 国際ビジネス契約のチェックポイント 表明保証条項（Representation and Warranties）
７ 国際ビジネス契約のチェックポイント 誓約条項（Covenants）
８ 国際ビジネス契約のチェックポイント 損害賠償
９ 国際ビジネス契約のチェックポイント 契約解除
10 国際ビジネス契約のチェックポイント その他の一般条項
11 国際ビジネス契約のチェックポイント 売買契約
12 国際ビジネス契約のチェックポイント 代理店契約
第2章 紛争解決方法
１ 本章の概要
２ 米国陪審訴訟
３ 英国訴訟
４ 仲裁
５ 調停（Mediation）
第3章 米国における企業法務
１ 本章の概要
２ 米国の法制度
３ 米国への進出
４ 日本企業が特に注意すべき米国の規制法
５ 米国におけるＭ＆Ａの実務
第4章 中国における企業法務
１ 本章の概要
２ 序論―法令遵守及び契約の重要性と中国ビジネスにありがちな誤解
３ 中国企業とのクロスボーダー契約における留意点
４ 中国におけるビジネス展開と法
第5章 シンガポールにおける企業法務
１ 本章の概要
２ シンガポール法の概要と実務
３ シンガポールへの進出・会社運営
４ Ｍ＆Ａ
５ 紛争解決手段
第6章 タイにおける企業法務
１ 本章の概要
２ 進出と撤退
３ 労働法及び労務トラブル
４ 紛争解決
第7章 国際取引の決済
１ 本章の概要
２ 国際取引決済の留意点
３ 為替手形
４ 信用状と国際ファクタリングの取立機能
５ 各種決済手段のメリット・デメリット
６ 手形・小切手の現在と将来
第8章 国際取引と課税
１ 本章の概要
２ 企業経営と国際課税
３ 国際課税の基礎
４ インバウンド取引に対する課税
５ アウトバウンド取引と課税
６ 国際課税制度
【商品概要】
『―米・中・東南アジアとの取引を中心に理解する―弁護士として知っておきたい国際企業法務』
編著：山下眞弘 飯島奈絵
著：木村浩之 安田健一 加藤嘉孝 河浪潤
定価：3,960円（本体3,600円＋税10%）
ページ数：328頁
版型：A5判
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発売元：第一法規株式会社
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