ArchiTekは「CES2023」にて、独⾃アーキテクチャaIPE※1を搭載した、画像処理や信号処理およびAIの推論をスマートに実⾏するエッジAIプロセッサ「AiOnIc®※2」を搭載したファンレスのカメラモジュールによるアプリケーションのデモおよびそのプラットフォーム化の提案を行ないました。
会場では試作LSI「beppu」を搭載した「AiOnIc®」カメラモジュールで、任意の人物の顔登録および顔認証をクラウドの使用をせずにエッジで処理を完結するデモ、人物を検知して往来や出入りの人数をエッジでカウントするデモ等を行ないました。ファンレス動作を実現する「AiOnIc®」こそが、信頼性の高い真の組込み用途のプラットフォームになり得ることに大きな反響があり、来場者の皆さまから期待の声をいただいております。昨年に引き続き、今回の出展でも、世界各国の来場者の皆さまに当社技術および開発力に関心を持っていただく機会となりました。
■ CES2023 トレンドワード「ヘルステック」
毎年Media Day初日に発表されるトレンドですが、今年は「Enterprise Tech」「Metaverse/Web 3.0」「Transportation/Mobility」「Health Tech」「Sustainability」「Gaming and Services」の6つのトレンドが発表されました。
当社では、姿勢推定のAIアルゴリズムを活かした「ヘルステック」の分野にも力を入れており、転倒検知や入退室など行動見守りの実証実験も行っています。介護業界でAIを活用することにより、介護の省力化に繋げられたらと考えております。
※1 aIPE
ArchiTek Intelligence® Pixel Engineの略称。様々な⽤途に応えられる柔軟性・⼩型・低消費電⼒を実現するアーキテクチャ(プロセッサの基本構造)
※2 AiOnIc®
aIPEを搭載したLSIやIP(Intellectual Property)で、AIをスマートに実行するソリューション
■ 今後の展望 – 取締役CMO 黒田剛毅によるコメント –
・2年連続のCES出展について
今年は2倍以上の方が来場され、会場にとても活気がありました。当社ブースにも多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。
・ArciTekのマーケティング戦略について
当社LSIの低消費電力、コンパクトさ、ファンレスで動くといった魅力を実感していただき、プラットフォームとして様々な用途で、多くの皆様に使っていただきたいと考えています。
・ArchiTekが目指す世界について
カメラ以外にも様々なセンサーのデータをコンパクトに処理が行なえるため、ヒトの五感を拡張する事で社会問題を解決し、安心安全な社会を実現します。
■ ArchiTekについて
ArchiTek株式会社 (ArchiTek Corporation) は、シンプルで美しいアーキテクチャやアルゴリズムを得意とする、研究開発型ベンチャーです。日本政府が推進するJ-Startup企業に認定されています。スマートシティ、スマートケア、スマートリテールなどの分野にて、DX (Digital Transformation) の核となるエッジAIプロセッサを開発しています。
■ ご参考
世界に挑戦する国内半導体メーカー「ArchiTek」日本発ヘテロジニアスなエッジAIプロセッサ2023年量産へhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000052561.html
世界に挑戦する国内半導体メーカー「ArchiTek」「RISC-V JAPAN 2022 Product Award」を受賞https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000052561.html
【会社概要】
会社名 :ArchiTek株式会社
所在地 :大阪府大阪市西区北堀江1丁目1番29号
代表者 :代表取締役 高田周一
設立 :2011年9月29日
URL :https://architek.ai/ja/business-home-jp/
事業内容 :エッジAIプロセッサの開発および関連ハードウェアやソフトウェアの開発と販売
ArchiTek株式会社のプレスリリース⼀覧URL :https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/52561