2022年5月にデロイト トーマツ グループが発行した「Tech Trends 2022 日本版」では、来るデータシェアリング時代では、データプラットフォームを通じて容易に外部データを購入し、自社内の固有データと組み合わせたり、セキュアな方法でデータを他社と共有するなどで新たな洞察やビジネスモデル、製品を生み出すことができるようになる、と紹介されています。さらに、同レポートでは「Forrester Researchの最近の調査※1によると、世界中のデータドリブンな意思決定者のうち70%以上が外部データの利用を拡大中であり、17%が今後12ヶ月以内にその予定である」とも述べられています。
データに基づく意思決定やビジネスモデルの構築の重要性が益々高まる一方、データの堅牢なセキュリティ保持と、便利なデータの共有は相反する課題として、トレードオフの関係であるととらえられてきました。メールの添付ファイルに身を潜ませて侵入を試みるランサムウェアなどの不正プログラムの脅威が高まる中、「PPAP」(メールでパスワード付きのZIPファイルを送り、あとで別メールでパスワードを送る」といったファイル共有方法は、2020年11月には内閣府および内閣官房で採用していた自動暗号化Zipファイルの運用廃止が決められるなど、運用停止の機運が高まる一方、その便利さなどからまだまだ利用している企業も多いのが実態です。
そこで、AOSデータ社では、「データの保管・保護」「データの共有」「データの活用」の機能を備え、データシェアリング時代の実現に向け、安心・安全・使いやすさを兼ね備えた「BCP・脱PPAP対策・データドリブン」の強化を図る次世代データプラットフォームとして、「DataShare3.0」を開発、販売を開始することとなりました。
■「DataShare3.0」新製品発表会
(1) 日時:2023年1月18日(水)14:00~17:00(受付開始:13:45)
(2)会場:日経ホール&カンファレンスルーム https://www.nikkei-hall.com/access/
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F *当日は、オンラインとハイブリッドで開催予定です。
(3) ご参加お申し込み先: https://form.aosdata.co.jp/corporate/event0022-input/
※1:Jennifer Belissent, Chief Data Officers: Invest in your data sharing programs now, Forrester, March 11, 2021.
※ IndustryDXは、DataShare3.0と同機能を備えた製造業のお客様向けの製品です。
【AOSデータ株式会社について】
代表者:春山 洋|設 立:2015年4月
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
URL:https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業5,000社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、13年連続販売本数1位を獲得しています。
また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。