今年2022年は、香港特別行政区の設立25周年にあたります。その記念イベントの一つとして、今回5年ぶりに東京・丸の内で本イベントを開催することが決定しました。
今回の展示では、新たに制作された8作品を含む25点が日本初公開。新作を含めた大小40点にのぼるミニチュア作品が一堂に会します。これらは、香港のミニチュア作家や各技術の専門家など、100人以上のチームにより制作されたものです。
注目は、香港の象徴ともいえるスポット「ビクトリアハーバー(維多利亞港)」のミニチュアです。「100万ドルの夜景」と称される絶景を、750分の1スケール、3.5m x 1.5m x 1mで再現した作品で、香港以外の場所では今回の東京が世界初公開となります。
是非この機会に「香港ミニチュア展」に足を運んでいただき、海外旅行気分を味わいながら、香港の新たな魅力を東京で見つけてください。
- 開催意図
「香港ミニチュア展」は、香港の都市景観、懐かしい街並み、伝統行事や家屋等を精巧に再現したミニチュア模型をご覧いただくことのできる展示会です。日本国内では、過去3回にわたって開催され、2014年(東京・大阪)、2017年(東京)の3度の開催では合わせて約15万人のお客様にご来場いただきました。前回2017年の開催では、48点のミニチュア作品が展示され、11日間で7万5,000人が来場。テレビやウェブニュースを始め、数多くのメディアにも取り上げられ、多くの日本の方々へ香港の魅力を発信することができました。
この数年、全世界を覆った感染症拡大の影響から自由に旅行を楽しむことのできない状況が続きました。そのような中で今回、香港特別行政区設立25周年を記念して本展示会を開催することで、日本の皆さまにあらためて香港に触れ、香港への旅行気分を手軽に味わっていただき、香港と日本の文化交流を促進する機会とすることを目指しています。
- ミニチュア展について
●新作を含めた大小40点にのぼるミニチュア作品が一堂に!
今回の展示会は、前回と比較すると大型のミニチュア作品が増えたほか、本年の展示会に向けて新たに制作された8作品を含む25点が日本初公開となります。香港の古き良き伝統や独自の文化、超高層ビルが描くスカイライン、人々の生活などをとらえた香港のミニチュア作家たちによるそれら力作の数々を、「今昔 Old and New」、「傳統(伝統) Traditions」、「美食 Delicacies」、「節慶(祭りと行事) Festivals」という4つのテーマに分けて紹介。いずれの作品も、東洋と西洋、古いものと新しいものが混ざり合う香港の文化や歴史遺産の本質を生き生きと描き出しています。
日本に先駆けて香港では6月2日からミニチュア展が開催されており(7月16日まで開催中)、オープニングからの10日間ですでに10万人近い来場者が訪れています。
●注目!「ビクトリアハーバー(維多利亞港)」の超精巧ミニチュアを日本初公開!!
ビクトリアハーバーは、香港島と九龍半島の間に横たわり香港の中心に位置する港であり、ビクトリアピークから見下ろすその夜景は「100万ドルの夜景」と称される絶景で、世界中の観光客が注目する、香港の象徴ともいえるスポットです。
今回展示されるミニチュアは、このビクトリアハーバーを、750分の1スケール、3.5m x 1.5m x 1mで再現したもので、香港以外の場所では今回、東京が世界初公開となります。
「100万ドルの夜景」を照らす40棟の摩天楼の灯り、伝統的な木造帆船「ダックリング号」や120年以上にわたり九龍半島の南端と香港島を結ぶ「スターフェリー」が海の上を進む様子など、完成までに2年もの歳月を要し、精巧に再現したビクトリアハーバーの光景は、時を忘れて見入ってしまう力作です。
●かつての工業地帯、観塘の繁華街
この作品では、かつて香港の工業地帯であった観塘 (クントン)の繁華街で、今は再開発が進む裕民坊の前を人々が忙しく行き交う様子がうかがえます。裕民ビル、裕華ビル、宝声映画館をはじめとする古いビル、まばゆいネオンサイン、点滅する信号、地元住民に馴染みの店や屋台、階段下の商店などが細かく再現された作品です。
●香港ならではの職人技が光るバンブーシアター
香港では、日本のお盆にあたる「盂蘭節」などの祭りや祝日に伝統劇を上演するため、竹を組んで建てられる臨時の劇場が街のあちこちに出現します。香港ならではの民俗文化や伝統工法を忠実に再現し、職人技と劇場の賑やかな雰囲気を伝えるため、作者は1,000個以上の電球に一つ一つ色を塗り、花看板も手作りしました。
- 開催概要
名称:「香港ミニチュア展」 in 東京2022
「香港ミニチュア展」オフィシャルサイト
https://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/miniature2022/
会期: 2022年7月28日(木)~8月7日(日)
観覧時間: 午前11時~午後9時
(初日7/28(木)は17時開場予定)
会場: KITTE アトリウム
JR/東京駅から徒歩約1分、京葉線東京駅から徒歩約3分、有楽町駅から徒歩約6分
東京メトロ/丸ノ内線東京駅から地下道直結、千代田線二重橋前<丸の内>駅より徒歩約2分、
有楽町線有楽町駅から徒歩約6分
KITTE丸の内ウェブサイト https://marunouchi.jp-kitte.jp
入場: 入場無料
主催: 香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)
協力: 香港政府観光局、キャセイパシフィック航空
お客様お問い合わせ先:050-5804-1762
【会期前】10:00~17:00(平日のみ)・(12:00~13:00は除く)
【会期中】11:00~21:00(土日祝を含む)
※会期や観覧時間については、予告なく変更となる可能性がございます。