【みんなの介護】「レビー小体型認知症」の方の受け入れが可能な老人ホーム調査(2022年・関東甲信越編)

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掲載施設数No.1(※)の⽼⼈ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエ(本社:東京都渋⾕区、代表取締役 安⽥ ⼤作)では、サイト運営で得た知⾒を基に介護事業の課題や社会的事象を調査・研究しています。今回は「レビー小体型認知症の方を受け入れ可能な老人ホーム」の情報に関するレポートです。
近年、認知症についての研究が進んでいますが、今、「みんなの介護」ユーザーの間で特に注目が集まっているのが「レビー小体型認知症」です。これは、「レビー小体」と呼ばれる物質が神経細胞を傷つけることによって起きる認知症のひとつ。「レビー小体」は、脳だけでなく全身の神経細胞に影響を及ぼし、様々な症状を引き起こします。

よく知られたアルツハイマー病の場合は記憶障害がよく見られますが、レビー小体型認知症の場合は、異なる症状が現れやすい特徴があります。例えば、幻視・幻聴のほか、手足が震えたりするパーキンソン症状が現れやすいことが知られています。症状が進むと、歩行困難になることもあります。そのため、レビー小体型認知症の方のケアにあたっては、手厚い介護・看護体制が欠かせません。

では、こうした「レビー小体型認知症」の方の受け入れが可能な老人ホームは全国にどのくらいあるのでしょうか?

今回は、「みんなの介護」に掲載されている施設のうち、関東甲信越エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・長野・新潟)を対象に「レビー小体型認知症の方を受け入れ可能な老人ホーム」が多い地域をランキング形式にまとめました。

関東甲信越エリアの「レビー小体型認知症の方を受け入れ可能な老人ホーム」の総数は3,555件。1位は東京23区で626件。次いで、2位は横浜市で279件、3位は川崎市で179件でした。

このうち、1位の東京23区での最多は世田谷区で94件でした。全体としては、人口の多い大都市圏に集中している傾向が見られました。

関東甲信越以外のエリアについては引き続き調査を行い、結果をお伝えして参ります。

■老人ホームへの入居検討にあたっては見学を
実際に「レビー小体型認知症の方の受け入れが可能」といっても、その形態は施設によって様々です。例えば、アルツハイマー病も併発している場合や、その他の持病がある場合にも対応して貰えるかについては、施設によって違いがあります。また、施設内の動線は歩行困難な方にとっても安全か?などのハード面については、見学して確かめる方が確実です。

老人ホーム選びにおいては、環境や設備はもちろん、スタッフの人柄や医療のケア体制の充実など、実際に確認して納得した上で選択することが大切です。老人ホーム入居にあたっては、ぜひ一度、施設見学を検討されてみてはいかがでしょうか。

データ出典:全国の「レビー小体型認知症の方を受け入れ可能」な老人ホーム・介護施設一覧|みんなの介護
https://www.minnanokaigo.com/search/lewy-body/

テキスト版「レビー小体型認知症の方を受け入れ可能な老人ホーム」な老人ホームが多い地域ランキング(関東甲信越エリア)
1位:東京23区/626件
2位:横浜市/279件
3位:川崎市/179件
4位:さいたま市/166件
5位:千葉市/102件
6位:相模原市/62件
7位:川口市/61件
8位:松戸市/53件
9位:船橋市/48件
10位:町田市/47件
11位:高崎市/46件
11位:前橋市/46件
13位:新潟市/40件
14位:柏市/37件
15位:伊勢崎市/36件
15位:藤沢市/36件
17位:太田市/35件
18位:平塚市/34件
19位:横須賀市/33件
20位:越谷市/29件
21位:厚木市/27件
21位:三鷹市/27件
21位:市川市/27件
24位:八王子市/26件
25位:深谷市/24件
25位:水戸市/24件
27位:川越市/23件
28位:小平市/22件
28位:草加市/22件
28位:流山市/22件

【調査概要】

  • ​調査実施日:2022年11月28日
  • 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
  • 調査対象:「みんなの介護」に掲載している51,180件の介護施設
  • 調査機関: みんなの介護(株式会社クーリエ)
  • 算出方法:関東甲信越エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・長野・新潟)に所在する「レビー小体型認知症」の方の受け入れが可能な老人ホームを都道府県別に集計

※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。
【掲載施設数No.1 調査概要】

  • 調査実施日:2022年10月24日
  • 調査方法:自社(株式会社クーリエ)調べ
  • 調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、探しっくす、オアシスナビ、シニアのあんしん相談室、MY介護の広場、有料老人ホーム情報館、いい介護
  • 調査方法及び調査結果の詳細:調査対象サイトについて、調査期間中における各都道府県の施設掲載数(訪問介護事業所を除く)の積み上げ値を比較。各都道府県の施設掲載数については、調査対象サイトの都道府県のインデックスページに記載されている検索結果数について、実際の掲載数との整合性を確認の上、当該結果数の数値を採用。その結果、みんなの介護が掲載施設数でNo.1を獲得しました。​
  • 【株式会社クーリエについて​】

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、⼈はもっと良い選択ができる」という考えのもと「確かな価値を多くの⼈へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。
 

〈関連ウェブサイト〉
介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」
https://www.minnanokaigo.com/
介護の⼈材採⽤メディア「みんなの介護求⼈」
https://job.minnanokaigo.com/
連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
https://www.minnanokaigo.com/news/
介護福祉⼠ 国家試験対策ツール「ケアスタディ」
https://job.minnanokaigo.com/carestudy/
介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
https://job.minnanokaigo.com/community/

〈公式SNS〉
「みんなの介護」Facebookページ
https://www.facebook.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」Twitter公式アカウント
https://twitter.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」 Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/
「みんなの介護求人」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCWaUESoZ1t_e29FciH5btKg

【会社概要】
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17F
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト
https://www.courier.jpn.com/

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