日 程:2022年10月5日(水)
時 間:10:00~11:30
場 所: 〒101-0047 東京都千代田区内神田三丁目6番2号
会場名: アーバンネット神田カンファレンス 3階
参加費:無料
講 師:関野 吉記 株式会社イマジナ 代表取締役
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20代におけるパーパスを制定する企業に持つ印象では、63%以上が好感を持つという結果が出ています。企業は学生を、選ぶ時代から選ばれる時代へ変化したと言われる昨今で、若者の過半数以上が指示しているということは、当然今後の経営のキーになってくると言えます。
今回はそんなパーパス経営について紐解いていきます。
■パーパス経営とインナーブランディングの結びつき
パーパス経営とは、企業の経営理念として自社の存在意義を明確にしてどのように貢献していくのかという「パーパス」を掲げることです。ではブランディングの観点からみた時に、このパーパス経営はどんな効果を発揮するのでしょうか。メリットを4つご紹介します。
1.意思決定に時間を取られない
パーパスは社内での判断の指標となります。
何かを迷った時に、パーパスがあることで、自分達の目的はなんなんのかを本質的に考え、それに基づいた判断をすることができます。従業員全員が正確な判断と意思決定ができるようになるので自ずと社員は同じ方向を向き、生産性も上昇します。
2.従業員のエンゲージメントが上昇する
パーパスは、いわば自分達の使命を言語化したものです。
自分達が何を社会に提供しているのか、どのように役に立っているのかが言語化されていることによって明確に意味として理解することができます。社会に対しての価値やつながりが意識できると、従業員のエンゲージメントは上昇します。
3.ステークホルダーからの支持率が上がる
自社の理解とブランディングができていることは、外部から見てもポジティブに映ります。
また、自分達の目的を理解している会社の方が、ステークホルダーから見たときに安心や信頼を感じることができます。さらに、共感を生み出すことができれば、共感したステークホルダーは自社のファンとなり、ファンが増えれば売り上げ向上や、会社の成長につながります。
4.イノベーションが生まれやすい
同じ目標、目的を掲げることは会社の一体感を高めます。
また、目的が明確化していると、自分の意見に確信を持って発言することができます。こうした社内環境は、臆せずに発言することができる良い場となり、それぞれがシナジーを生み出せる環境が整います。同じ方向を向いた社員同士が生み出すシナジーは、目的は違えず、しかし斬新な意見を生み出すことができ、イノベーションと呼べるような革新的な考えが生まれるきっかけを作り出します。
このように4つのメリットについてを説明してきましたが、これらは全て、インナーブランディングの本質的な部分とも言えます。
根底にあるのは、まずは社員が同じ方向を向くことであり、社員の動きがいかに会社にとって大切かが分かります。イマジナのセミナーでは、イマジナのパーパスと、「ブランドを作るのは社員」の考え方の基、人を第一に考える経営とはどんなことで、どんなメリットがあるのかを、具体例を用いて徹底解説致します。