持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ出光興産が手がけるスマートよろずや構想と連携した次世代のグリーン・フード・インフラ構想の第一弾を実装

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「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」をビジョンに、ご家庭のベランダや、ビルの屋上、マンションなどの屋内でたのしくアーバンファーミング(都市農)を行うための一般の方の農と食の営みをDXした次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開するプランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区、 代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦、以下「プランティオ」)は、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「出光興産」)の千葉県市原市のapollo cultivatepark内に「Kronosfarm」を2022年7月オープンしました。
 

  • 出光興産が掲げるスマートよろずや構想について

出光興産の取り組む「スマートよろずや」構想は、系列の全国約6200か所のサービスステーション(以下SS)ネットワークを活用して、各地域固有の課題に対応するさまざまなサービスを、必要なとき・必要な場所にデジタル技術を用いて機動的に提供できるエコシステムを構築するものです。SSネットワークを中心とした拠点を、暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の「よろずや」に進化・変革させることが狙いとなります。

当該コンセプトのもと、出光興産は「デジタル栽培プラットフォームを通じ、みんなで楽しく育てるカルチャーを創る」をミッションに掲げるプランティオと共同で、千葉県市原市の出光興産所有の遊休地にIoTセンサーや栽培ナビゲーションシステムを備えた「apollo cultivatepark」を開設しました。そしてこのたび、当該施設の「コミュニティファーム」としての運用の実証を開始します。(ホームページ:https://apollocultivatepark.com/

全国で増加する耕作放棄地をコミュニティファームとして活用する可能性を今後検討していくと共に、既存の農業という産業だけに頼らない、もう1つの新しい食料生産システムである「グリーン・フード・インフラ」の構築可能性を検証していきます。

                    apollo cultivatepark ロゴ

apollo cultivateparkは、多世代が時間を忘れて会話をし、自然を楽しみ、触れ合う交流地点となるようなコンセプトです。その中には農園が設置されており、農と食を中心としたコモンズが形成されてゆきます。

  • growが手がけるシェアリングIoT農園のKronosfarmとは

そして、この度、プランティオが手がけるシェアリング型のコミュニティIoT農園「Kronosfarm」がapollo cultivatepark内に完成しました。

growが手掛けるシェアリングIoT農園とは、プランティオが独自開発したIoTセンサー「grow CONNECT」を活用することで、タイムリーにコミュニティにお手入れ情報を通知し、コミュニティを活性化しつつ持続可能な食と農的活動ができるスマート農園システムです。
 

     IoTセンサー「grow CONNECT」 

      野菜栽培をタイムリーにナビゲーション 

ベランダ・ビルの屋上・屋内あらゆるところにタッチポイントを
 

農的活動を通じた環境貢献度を可視化するシステム

Kronosfarmでは、みんなで野菜を育てるだけではなく、みんなで食べるまでの体験、(このことをFarm to Tableといいます。)Farm to Tableは新鮮な野菜を食卓や飲食店に持ち寄りるだけでなく、育てないと食べられない農と食の奥深さまでを楽しみながら体験できるプログラムとなります。また、地産地消をすることで、CO2の削減、フードロス問題等の社会問題に触れたり、生ごみをたい肥化して農園で使ったりと、持続可能で循環型の農と食はグローバルではスタンダードになりつつあります。Kronosfarmでも農園近くの飲食店に持ち寄りみんなで食べることや、農園でNight Farmをみんなで楽しむなど、農を中心としたコンテンツも実施していく予定です。

  • 代表者のコメント

この度、出光興産さまとご縁がありまして、このようにご一緒させて頂きました。出光さまはエネルギーインフラの企業さまとして、 “これからの時代に必要なインフラとは?人を支えるエネルギーとは?”という問いがありました。その問いを共に考え、思考を重ねてゆく上で、やはり人のためのエネルギーとは、人と交わる事により生まれるのでは?という仮説に至りました。エネルギーカンパニーとしても、この環境負荷の低い農的な活動を通じ、次世代のグリーン・フード・インフラを中長期的に構築する事もさることながら、農と食を通じたコモンズの形成により、人のためのエネルギーが生まれるのでは、という想いに、微力ではございますが尽力させて頂きたいと考えております。出光さまは全国に約6200カ所のサービスステーションネットワークを擁していらっしゃいます。仮に3000カ所でも展開出来た時の社会インパクトは計り知れないものがあると思います。昨今、食や食料自給に関する喫緊の課題や問題に対する暗いニュースも多いですが、そんな時だからこそ、誰もが安心・安全の食と農へ手軽にアクセスできる社会へ。このお取り組みを機に共に挑戦させて頂きたいと考えております。

 

  • 会社概要

【プランティオ株式会社】
会社名:プランティオ株式会社
事業所所在地:東京都渋谷区神泉町11-7
設立:2015年6月16日
資本金:2億5,532万円
代表者:芹澤 孝悦(せりざわ たかよし)
事業内容:ご家庭のベランダや、ビルの屋上、マンションなどの屋内でたのしくアーバンファーミング(都市農)を行う為の、一般の方の持続可能な農と食の営みをDXした次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開する経済産業省のスタートアップ支援プログラム『J-Startup』選抜スタートアップ
URL:www.plantio.co.jp/

【本リリースに関するお問合せ先】
プランティオ株式会社 growコミュニティチーム
MAIL:info@plantio.com
 

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