家庭環境等の様々な理由から、施設での生活を経験し自立生活を頑張っている18~21歳女性達の中には、新成人の節目に振袖を着ることが難しい方もいると知ったミスユニバーシティ2021グランプリ吉田三莉(よしだ・みり)を中心とした同大会ファイナリスト4名が振り袖姿の写真をプレゼントするための撮影会を大阪府内で行った。
この企画は、ミスユニバーシティ2021ファイナリスト19名で集めた資金を使い、撮影会へ参加した大阪府内の児童養護施設出身の女性達にヘアメイク、着付け、振袖での撮影、後日撮影したお写真をまとめたアルバムのプレゼントまでを行う企画だ。
撮影会へ参加した女性達は、数種類の豪華な振袖の中から着付けの先生やミスユニバーシティファイナリスト達と相談し気に入った一枚を選び、初めてのメイク、本格的な撮影を経験した。
参加者は、「着物を着るのもヘアメイクも初めてでドキドキしましたが楽しかった」「撮影はすごく緊張しましたが貴重な経験ができて本当に嬉しかった」と笑顔で話した。
ミスユニバーシティグランプリ吉田三莉(よしだ・みり)のコメント
「参加してくださった皆さんが楽しみにしてくださっていた言葉や笑顔を見て、一生の思い出を作り、人生により豊かな彩りをつけることのお手伝いができて、このプロジェクトを行って良かったと感じました。多くの方々のお力添えがあり今回のプロジェクトを開催することができました。感謝の気持ちを忘れず、一度で終わらず続けていくことが大切であると思いますし、これからも私たちにできることのアクションを起こし続けていきます。」
ミスユニバーシティ大阪代表 木口 穂乃里(きぐち・ほのり)のコメント
「今回の振袖体験が「良い思い出」だけでなく、「新たな自分を発見し、明るい未来に向けての希望」となってほしいという願いを込めて企画しました。キャンセル待ちがでる程、今回の企画を楽しみにしてくれていたと聞き、嬉しさと同時に全員が体験できないもどかしさを感じました。今回見聞きした現状をもとに今後も私たちにできる活動をしていきたいです。」
振袖プロジェクト参加メンバー
ミスユニバーシティ2021グランプリ 吉田 三莉 関西大学
大阪代表 木口 穂乃里 大阪大学
静岡代表 松村 優希 静岡県立大学
広島代表 松原 美由 広島大学