高槻市のしろあと歴史館で鮮やかな色彩の屏風を楽しむ

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大織冠図屏風(たいしょっかんずびょうぶ)

高槻市立しろあと歴史館で、令和8年9月6日(日曜日)まで、かつて日本の御殿や屋敷で使われた、屏風作品12点を取り揃えた企画展「屏風作品を楽しむ」を開催しています。藤原鎌足が主人公の物語の各場面、鷹狩用の鷹、自然の中の楼閣などを描いた屏風の鮮やかな色彩美をぜひお楽しみください。

屏風は、室内に立てて風を防いだり、部屋の仕切りをしたりするための調度品で、可動式で室内を自由に仕切ることができるため、日本の御殿や屋敷などの畳敷きの大広間がある大規模な邸宅に適したものでした。また、屏風は装飾としても活用され、大画面に描かれた絵画には迫力があり、著名な絵師の作品を所有することは権力や富の象徴となりました。この企画展では、しろあと歴史館が収蔵する屏風の中から、観る人を魅了するような色鮮やかな絵画が描かれた12点を展示しています。

見どころの一つは、江戸時代に描かれた「大織冠図屏風(たいしょっかんずびょうぶ)」。室町時代に始まった音楽に合わせて物語を語りながら舞う幸若舞の曲目「大織冠」の各場面が描かれています。主人公の藤原鎌足(別名・大織冠)のために海女が龍王から奪われた宝玉を取り戻す物語で、龍王の宮殿や軍勢の細密な描写は、観る人の想像力をかき立てます。次に、17世紀前半から半ばにかけて、鷹の絵を主に描いた絵師の藤原正吉による「架鷹図屏風(かようずびょうぶ)」は、羽色やポーズが異なる12羽の鷹狩用の鷹が、止まり木である架(ほこ)にたたずむ屏風で、りりしく生き生きとした鷹の姿が目を引く作品となっています。また、18世紀に京都で活躍した絵師・石田幽汀(いしだゆうてい)が描いた「楼閣山水図屏風(ろうかくさんすいずびょうぶ)」は、雄大な自然の中にある重層の建物の楼閣が描かれた金地の水墨画で、小さく描かれた人物を探すなど、画中の細やかな描写を楽しみながら鑑賞いただけます。

同館担当者は「当館所蔵の屏風のうち、華やかな絵画が描かれたものを選んで展示しています。かつて御殿や屋敷を飾った色彩美をお楽しみください」と話しています。

【企画展「屏風を楽しむ」概要】

会期:令和8年9月6日(日曜日)まで

場所:しろあと歴史館 企画展示室

料金:無料

【関連ホームページ】

しろあと歴史館 第55回企画展「屏風を楽しむ」(高槻市ホームページ)

高槻市ホームページはこちら
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【しろあと歴史館概要】

住所:高槻市城内町1番7号

開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌平日、年末年始(12月28日から1月3日まで)

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