
調査結果のポイント
– 東京都の有料老人ホームの入居一時金は、最低0円から最高3億429万円まで幅広く分布する
– 入居一時金0円のプランを含む全料金プラン6,310件の中央値は500万円。入居一時金があるプラン約5,410件に限ると中央値760万円
– 施設単位では、1,238施設のうち545施設(44.0%)が入居一時金0円のプランで入居できる
– 入居一時金1,000万円以上のプランを持つ施設は413施設あり、うち157施設(38.0%)は入居一時金0円のプランも併設
– 入居一時金1億円以上の高級プランも75件(21施設)掲載されており、価格帯の裾野は上下に広い
東京都の老人ホームの入居一時金、中央値は500万円

東京都には老人ホームが3,376件あるが、月払いだけでなく前払い方式で入居一時金を設定することが多い有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に限ると1,413施設となる。そのうち、料金プランを掲載している1,238施設がそれぞれ複数の料金プランを持ち、全部で6,310件となる。
6,310件の入居一時金の中央値は500万円である。ただし、そのうち入居一時金が0円のプランが900件ほどあり、入居一時金があるプランだけの中央値は760万円となる。
もっとも高額な料金プランは3億429万円となっているが、その分月払いの費用は抑えられている。
施設単位で見ると、入居一時金が100万円以下は84.8%

施設単位で各施設の最も入居一時金が安いプランで分類すると、入居一時金0円で入居できる施設が545施設(44.0%)で最も多く、次いで0円超〜30万円未満が266施設(21.5%)、30万円以上〜100万円未満が239施設(19.3%)である。0円から100万円未満で入居可能な施設は計1,050施設(84.8%)に達する。一方、100万円以上〜1,000万円未満は177施設(14.3%)、1,000万円以上の入居一時金が必要な施設は、1,238施設中わずか11施設(0.9%)である。
設備やサービスにこだわった高級路線の施設を探したい場合は、「東京都の高級老人ホーム」特集ページ(https://www.minnanokaigo.com/search/tokyo/premium/)から一覧を確認できる。
ただ、同一施設が複数の価格帯のプランを並行掲載することも多い。例えば、入居金1,000万円以上のプランを掲載する施設のうち、38.0%(157施設/413施設)が同時に入居一時金0円のプランも提供しており、利用者が自分の予算と要望に合わせてプランを選択できる構造になっている。
テキスト版、入居時費用の施設分布
0円(入居一時金不要):545施設(44.0%)。東京の老人ホーム(有料老人ホーム・サ高住)の44.0%は、入居一時金なしで入居可能。
0円超~30万円未満:266施設(21.5%)
30万円以上~100万円未満:239施設(19.3%)
これら2区間で計505施設。100万円以下で入居できる施設は計1,050施設で全体の84.8%。
100万円以上~1,000万円未満:177施設(14.3%)。中級の施設も一定数存在。
1,000万円以上:11施設(0.9%)。1,000万円以上が必要な施設は、わずか0.9%にすぎない。
研究員コメント
入居一時金0円のプランがある施設は、施設単位で44.0%(545施設)を占め、価格帯の中で最も多い。一方、入居一時金1,000万円以上のプランを持つ施設は413施設あり、そのうち38.0%(157施設)は入居一時金0円のプランも同時に提供している。高額なプランを掲載する施設と、入居一時金0円で入居できる施設は必ずしも別の集団ではなく、同一施設内で複数の支払い水準を提示しているケースが多い。入居一時金は施設を絞り込む入口の条件というより、同一施設内での支払い方法の選択に近い側面がある。ただし、最安プランでも入居一時金1,000万円以上が必要な施設は1,238施設中11施設(0.9%)にとどまり、「1,000万円」という相場観は一部の高級施設に限られる。
【調査概要】
調査実施日:2026年8月18日
調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
掲載施設数(2026年8月18日時点・公開値):59,605件
調査対象:みんなの介護に掲載の東京都の老人ホーム3,376件のうち、有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)1,413施設。このうち入居一時金を含む料金プランを掲載する1,238施設を集計対象とした
調査機関:みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
調査手法:自社掲載データベースの全件集計
算出方法:各施設が掲載する料金プランのうち、入居一時金(入居時に一括で必要な費用の合計)が最も低いプランを施設の代表値として採用し、施設単位で中央値・価格帯別の構成比を算出(100万円以下84.8%・100万円超15.2%、内訳は0円44.0%・0円超〜30万円未満21.5%・30万円以上〜100万円未満19.3%・100万円以上〜1,000万円未満14.3%・1,000万円以上0.9%)。入居一時金0円のプランがある施設は「0円」に分類。
【集計上の注意】
※対象施設1,413施設のうち、料金プラン情報が未掲載の175施設(12.4%)は集計対象外。
※入居一時金には、入居金・敷金・入会金・利用権購入費用などが含まれ、施設によって費用項目の定義が異なる場合がある。
※月額費用(管理費・食費など)とは別の計算。
出典:みんなの介護(株式会社クーリエ)と明記いただければ、本リリースの内容は自由に引用・転載いただけます。
※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。
【掲載施設数に関する調査概要】
調査タイトル:老人ホーム検索サービスにおける掲載施設数No.1の立証調査;2026年版
調査期間:2026年5月14日~5月22日
調査機関:TFCO株式会社
調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、さがしっくす、やさしい介護、安心介護紹介センター、いい介護、ケアスル介護、みんかい
調査手法:調査対象サイトの公式ホームページおよび公開資料を用いたデスクリサーチ
集計方法:調査期間中に確認できた各都道府県別の掲載施設数を収集・集計(訪問介護事業所を除外したうえで積み上げ集計)
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと、介護施設検索サイト「みんなの介護」を中核に、介護人材採用メディア「みんジョブ」、介護福祉士・ケアマネ試験対策ツール「ケアスタディ」、在宅介護の事業所検索、介護用品の「みんなの介護マーケット」、住み替え時の実家売却を支援する「みんなの介護不動産サポート」など、介護に関する意思決定を支えるデジタルプラットフォームを運営しています。介護に関する調査・研究は、社内研究機関「みんなの介護研究所」が行っています。

〈関連ウェブサイト〉
介護施設検索サイト「みんなの介護」

連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」

調査研究機関「みんなの介護研究所」
介護の人材採用メディア「みんジョブ」

介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
【会社概要】
株式会社クーリエ
〒150-6009 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト

〈公式SNS〉
「みんなの介護」X公式アカウント

「みんなの介護」YouTubeチャンネル


