abc株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松田 元、証券コード:8783、以下「当社」)は、Web3領域における「検証可能なアイデンティティ(Verifiable Identity)」の社会実装を目指し、新研究開発機関「Know Yourself(ノウ・ユアセルフ)」を設立いたしました。

本機関は、当社の「AI戦略室」としての機能を担い、AIを活用した金融・フィンテック全方位に対応する個人認証サービスを、社内外のリソースおよびパートナー企業と連携して推進します。これは、今後の当社戦略であるBaaS(Blockchain as a Service)における認証技術として最重要な位置付けとなります。
今後も継続してパートナーシップを拡大し、「嘘をつく必要のない社会」を技術によって構築することを目指します。
1.設立の背景:Proof of Philosophy(哲学の実装)
「『ありがとう』を贈るように、価値を贈る。」
当社はこれまで、決済を無機質な処理から、温かみのあるコミュニケーションへと変革することを提唱してきました(2025年7月30日付「WOWOOプロジェクトと連携したWeb3エンタメ経済圏の統合について」における感性資本主義のコンセプト(Proof of Philosophy(哲学の実装))より)。
しかし、従来のWeb3技術(SBT等)には、『秘密鍵の紛失がアイデンティティの喪失に直結する』という脆弱性や、評価軸が金融資産に偏重しがちであるという課題がありました。私たちの哲学を社会実装するためには、個人の尊厳を守りながら、多様な価値を証明できる新たなID基盤が必要でした。
2.「Know Yourself」のミッション
機関名『Know Yourself』には、古代ギリシャの格言『汝自身を知れ(Know Thyself)』と、金融規制用語『顧客確認(Know Your Customer)』という2つの意味を込めています。
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Philosophical(思想):未だ見ぬ自分との遭遇
ブロックチェーン上の行動履歴や、他者からの信頼(Give)を統合することで、ユーザー自身も気づいていない『自分自身の価値』を再発見・可視化します。
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Pragmatic(実務):技術による説明責任(Accountability)
金融庁や自治体が求める高度なコンプライアンス要件に対し、数学的に検証可能な透明性を提供します。『誰が』ではなく『どのような信頼を持つか』を証明することで、プライバシーと規制対応を両立させます。
当社は、技術の透明性を高めることこそが、株主・投資家様をはじめとする全てのステークホルダーに対する最大の誠実(Accountability)であると考えています。本機関の設立は、ブラックボックスになりがちなWeb3事業に対し、技術的な裏付けをもって健全性を証明する取り組みでもあります。
3.技術戦略:標準規格と独自概念の融合
「Know Yourself」では、技術的な信頼性と独自のナラティブを両立させるため、以下の技術戦略を採用していきます。
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W3C標準「DID/VC」の採用
国際標準規格であるDID(Decentralized Identifiers)とVC(Verifiable Credentials)をコア技術として採用。特定のプラットフォームに依存しない、アイデンティティ管理と、データの検証可能性の向上を実現します。
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独自概念「Verifiable Identity」の構築
単なる身分証明にとどまらず、個人の「善意」や「コミュニティへの貢献」を検証可能なデータとして資産化する、当社独自のアイデンティティ概念を定義・実装します。
4.今後の展開について
「Know Yourself」は、現在当社が推進している「Web3格付け機能」への実装を皮切りに、金融規制当局や自治体等への技術提案に向けた実証実験(PoC)の準備を順次開始します。
当社は、「多様性を通貨にする」というビジョンのもと、日本発のWeb3リーダー企業として、安心・安全で、かつ温かみのある分散型社会の構築に貢献してまいります。
※本リリースは情報開示を目的としており、暗号資産の購入や売却を勧誘するものではありません。
※記載された時点での情報に基づいており、今後の運営方針や仕様は変更となる可能性があります。
【用語解説】
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BaaS(Blockchain as a Service)について
BaaSは、ブロックチェーン技術を活用したサービス基盤を他社に提供する事業モデルです。企業が独自にブロックチェーンインフラを構築することなく、既存のプラットフォームを活用してサービスを展開できます。
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DIDについて
DID(Decentralized Identifiers)は、W3C(World Wide Web Consortium)が標準化を進める分散型識別子の国際標準規格です。中央管理者を必要とせず、ユーザー自身がアイデンティティの管理権限を持つことができます。
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VCについて
VC(Verifiable Credentials)は、デジタル証明書の国際標準規格です。発行者、保有者、検証者の三者間で、改ざん不可能な証明情報をやり取りすることができます。
◆abc株式会社について(証券コード:8783 東証スタンダード市場)https://www.gfa.co.jp/
abcは「多様性を通貨にする」を掲げます。私たちのアイデンティティであり、北極星であるこの言葉は、未来社会への約束です。私たちはこの言葉を、経営、事業、クリエイティブの判断軸とすることで、Web3技術を核とした通貨の専門集団として、従来の金融システムの枠組みに捉われない「善いことをした人が得をする世界」を目指します。
abcのグループ企業ネットワークにも「Tokenized by abc」をブランド表記として加え、各事業と一体で示すことで、統一的なブランドマネジメントを通じて、グループ全体として多様性を通貨にし、新しい価値交換システムを提供していきます。
所在地:東京都港区赤坂四丁目9番17号 赤坂第一ビル11階
代表者:代表取締役 松田 元
事業内容:企業・ファンド等への投資、投資先支援、不動産関連事業、暗号資産関連事業
≪本件に関するお問い合わせ先≫
abc株式会社 経営企画部
pr@abc-chain.com


