未来の核酸医薬品研究を加速するAIエージェントプラットフォーム「KumiChem」2025年の歩みと2026年へ向けた展望

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AI×創薬スタートアップのDLeader株式会社(本社:大阪府、代表取締役CEO:Qingwen Chen、以下「DLeader」)は、2025年度の事業成果を総括するとともに、次世代核酸医薬プラットフォーム「KumiChem」が切り拓く2026年以降のビジョンを公開いたします。

■ 2025年の総括:世界基準の挑戦と「Techstars Tokyo」への選出

DLeaderにとって2025年は、日本発の技術が世界で通用することを証明した一年となりました。 世界トップ級のアクセラレータープログラム「Techstars Tokyo Accelerator 2025」に選出され、グローバルなスタートアップコミュニティの中核に参画。国際的なネットワーキングを通じて、当社の「AIエージェントによる創薬支援」というコンセプトが、世界市場においても極めて高いポテンシャルを持つことを確認しました。

■ 産学連携の推進

大阪大学 蛋白質研究所(水口研究室)との共同研究が始動しました。初期創薬から前臨床へとつながるワークフローの自動化を推進し、AI創薬の実用化に向けた取り組みを前進させています。併せて、大阪大学の中谷先生・水口先生、東京科学大学の山田先生を科学顧問として迎え、研究体制の強化を図っています。

■ β版の限定リリース

「KumiChem」は、製薬企業や研究者に向けて、AIエージェントと機械学習モデルを統合し、多様な創薬タスクの自動化を実現するプラットフォームです。研究者は高度なAI/MLの専門知識がなくとも、最適化されたワークフローの自動生成やツールの実行が可能となり、創薬開発における期間・コスト・成功確率などの主要なリスクの低減を目指しています。

年末を迎えるにあたり、創薬および研究現場での実用化に向けて、「KumiChem」β版を限定リリースいたしました。早期ユーザーの声を活かし、継続的な有用性向上と機能改善を推進しています。

来年の参加をご希望の方は、下記までお気軽にお問い合わせください。
support1@dleader.co.jp

KumiChem: Automating drug discovery with AI agent

■ 2026年に向けて
AIが創薬の「相棒」へ
 

次年度は、共同研究の拡大と国際展開を進めます。
世界中の研究者の「ひらめき」を解放するため、
DLeaderはAI×創薬の革新を加速します。

研究者の利便性向上
ノーコードで使えるインターフェースやテンプレートを拡充し、
多様な研究ニーズに応えるとともに、導入・活用のハードルを大幅に低減します。

グローバルな技術連携の深化
国内外の研究機関・企業との共同プロジェクトを推進し、
国際水準の創薬AIプラットフォームへと進化させます。

AI創薬教育への貢献
大学院生をはじめとする次世代研究者に向けた教育プログラムを提供し、
AI創薬スキルの習得を支援、創薬DX人材の育成に貢献します。

【DLeader株式会社 代表取締役 CEO Qingwen Chenのコメント】

「2024年の設立以来、私たちは『AIエージェントが創薬を変える』という信念を貫いてきました。2025年のTechstars選出は、その方向性が正しいことを確信させてくれました。2026年、私たちは『KumiChem』を通じて、核酸医薬研究のスピードを根本から変え、一日も早く革新的な治療法を世界の患者様へ届けるための未来を切り拓いてまいります。」

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