知的財産の真の可能性を引き出す
知的財産は、それが保護されているのと同じレベルでその権利が行使されるべきです。特に特許は効果的に管理されれば技術独占やライセンス使用料を通じてビジネスにとって大きな利益をもたらす原動力となります。しかし、現実には多くの登録特許が遊休状態に置かれ、収益を生み出す機会を逸しています。
CMSのパートナー弁護士であるToby Searsのコメント:
「特許はビジネスの成功に積極的に貢献すべきです。しかしながら、明確な管理戦略を持たずに、特許ポートフォリオを放置している企業をあまりにも多く見かけます。CMS Umbraは、このプロセスにAIの力を適用するために開発され、企業が簡単に特許ポートフォリオを管理し、そこから価値を引き出すことを可能にします。CMS Umbraは、リスクと機会の両方について透明性のある分析データを企業に提供し、知的財産ポートフォリオについて、より多くの情報に基づいた戦略的な意思決定を可能にします。」
不適切に管理された知的財産が持つリスク
世界知的所有権機関(WIPO)によると、世界中で現在約1,700万件の特許が登録されています。そのほとんどは防衛目的で登録され、保有されておりますが、防衛のみに焦点を当てた戦略では、特許が生み出す可能性のある大きな利益を実現する機会を必然的に逃すことになります。
CMSのパートナー弁護士であるJoel Vertesによるコメント:
「これらのリスクは、模倣品による風評被害から、不必要な管理・維持コスト、利益の減少、顧客の安心・安全の損失まで多岐にわたります。 CMS Umbraで、我々はコストと複雑性の懸念に対処し、それらを克服するための迅速なデータフィルターと分析ソリューションを提供しています。」
コストセンターからプロフィットリーダーへ
特許の登録と維持にはコストがかかりますが、それらを単なるコストにしておく必要はありません。特許を「メンテナンスが必要なもの」から「収益を生むもの」へと焦点を切り替えることで、企業は特許ポートフォリオをコストセンターからプロフィットリーダーへと変えることができます。
IPDefineのCEOであるアーロン・モリンのコメント:
「CMS Umbraは、特許ポートフォリオの正確な評価と重要な戦略的洞察にアクセスできる強力なツールです。IPDefineが開発した業界初の侵害発見技術は、侵害者を特定するためにインターネットの隅々まで迅速に調査し、企業に対して新しい権利行使先候補を適時モニターできる術を提供します。CMSのチームと協力することで、企業は侵害状況を専門的知見に基づいて的確に特定・活用することができ、ポートフォリオの価値を最大化することができます。」
原文リリース(CMSによるリリース)は以下のリンクより参照可能です。
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IPDefineについて
2020年、東京にて創業。現在は米国・ニューヨークにもオフィスを開設し、CMSをはじめとするグローバルパートナーとともに本格的に世界マーケットを相手にビジネスを展開。最新鋭のAIテクノロジーと永年に渡る知財領域の知見ならびにキャピタルマーケットの経験を融合させ、知財のトッププレイヤーから中小プレイヤーに至るまで、金融的視点による大規模収益化の支援から特許の有効性調査に至るまで幅広いニーズに対応。
www.ipdefine.com
CMSについて
1999年創業の総合リーガルファーム。40か国以上に79事務所を持ち、欧州最大規模の5,000人以上の弁護士を抱える。ローカルからクロスボーダーまで、企業法務からタックスアドバイザリーまで長年に渡る実績を誇る。具体的には以下の19領域でのプロフェッショナルサービスを提供:
Corporate, M&A, Energy & Climate, Funds, Life Sciences & Healthcare, TMC, Tax, Banking & Finance, Commercial, Antitrust, Competition & Trade, Dispute Resolution, Employment & Pensions, Intellectual Property and Real Estate
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