クラウド・ネイティブソリューションおよびドローンソリューション事業を手がけるクオリティソフト株式会社(本社:和歌山県西牟婁郡白浜町、代表取締役CEO:浦 聖治、以下 クオリティソフト)は、株式会社石川エナジーリサーチ(本社:群馬県太田市大原町、代表取締役:石川 満、以下 石川エナジーリサーチ)が開発・製造する「ビルドフライヤー」をベース機体とする「災害対応アナウンサードローン」をリリースした事を発表いたします。
■背景
近年頻発化している大規模水害や土石流災害においてドローンの有効性が確認されています。ドローンに搭載されたカメラによる上空(俯瞰的視点)からの情報収集は非常に有用であることから、消防庁は災害対応ドローン運用推進事業の展開等により、消防本部におけるドローンの活用を推進しています。
また、これまでの情報収集を目的とした活用方法に加え、最近では被災者の救援・救助活動を支援する機能への期待が高まっています。
■株式会社石川エナジーリサーチ 代表取締役 石川 満 氏 コメント
地球温暖化がもたらす様々な自然災害から身を守るため、本ドローンソリューションは大変画期的なドローン利活用ソリューションと考えます。
採用頂く、弊社のビルドフライヤーは「Made in Japan」品質を提供すべく開発から製造まで国内で作られ、また災害対策用ソリューションにふさわしいマグネシウム合金製、軽量高耐久機体です。
本製品が皆様の安心・安全な生活にお役に立てることを大変嬉しく思っております。
■「災害対応アナウンサードローン」について
クオリティソフトが提供する「災害対応アナウンサードローン」はスピーカーを搭載し、上空から被災者へ、避難誘導、救援・救助活動の状況、励まし等の「声」を届けることを可能とします。(図 運用例①参照)
また「物件搬送・投下装置」は、土砂災害により車両が近づけない場所にいる要救助者へ、救助資機材、飲食物の運搬することを可能とします。(図 運用例②参照)
(特徴)
〇消防庁が求める「災害対応ドローン」機能要件に準拠
・ドローン機体および搭載機器は、防水性能等級3以上
・動画撮影が可能なカメラを搭載し、撮影した動画を現場活動で活用
〇ドローン搭載に最適化した「圧電スピーカーユニット」
・軽量(約800g)、低消費電力(5W)により、ドローンの飛行時間性能への影響を最小化
・磁石を使用せずドローンの電子コンパスに影響を与えない設計
〇クリアに聞こえる音声特性
・プロペラによる風切り音の影響を最小化
・音圧減衰の少ない設計により上空からクリアな音声でのアナウンスを実現(可聴距離直線約300メートル)
〇AIアナウンス機能
・日本語のテキスト文章から自然なアナウンス音声を生成
・最大29の言語によるアナウンスが可能であり、外国人観光客や外国人居住者へのアナウンスにも有効
■石川エナジーリサーチ社製「ビルドフライヤー」をベース機体とした「災害対応アナウンサードローン」
●製品紹介Webページ
クオリティソフト 防災・災害対応ドローン Webページ
https://drone-bc.jp/bosai/
●石川エナジーリサーチ「ビルドフライヤー」紹介Webページ
https://build-flyer.ier-prod.jp/
●本リリースに関する問い合わせ先
クオリティソフト株式会社 ドローンビジネス開発部(担当:三井)
E-mail:dbc@qualitysoft.com
※アナウンサードローンは「音声伝達システム」として特許取得済(特許第6624747号)
※圧電スピーカーは有限会社ZenTecの特許技術を利用しています。(特許第6749533号)
※AIアナウンス機能は、特定非営利活動法人エフエム和歌山の「Da Capo」の技術を利用しています。
※このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。