〇リニューアル実施の経緯
Keywordmapは2016年のリリース時より、豊富なデータ量と多様な分析機能を強みとして、SEOに関する知識や経験が豊富なユーザーを主要な利用層としてサービスを提供してまいりました。 しかし、SEOツール市場の成熟が進み、SEOが一般的なマーケティング施策となっていくにつれて、初心者から上級者まで、幅広いユーザーに対応したサービス提供が求められるようになりました。Keywordmapにおいては、これまでに、UIが初心者にはわかりにくい、機能が豊富であるがゆえに使用すべき機能、組み合わせがわかりにくいなどの声が寄せられています。そこで、こうしたユーザーの声やフィードバックをもとに、11月に大幅リニューアルを行うことを決定いたしました。
〇リニューアルの内容
・初心者向けのガイド機能を追加
豊富な機能をユーザーの判断で選択・使用する従来の使用方法に加えて、コンテンツの制作、公開後の効果検証、改善といった一連の業務で使用すべき機能を作業順にレコメンドし、実行すべきアクションを提案するガイド機能を追加することで、初心者でもKeywordmapを十分に活用できるようにします。
・「分析のみ」から「分析~制作・運用」まで、サポート範囲を拡張
Keywordmapの強みである豊富なデータ量をもとにした分析に加え、その先に続く、分析結果をもとにしたコンテンツの制作・運用まで、サポート対象となる範囲を拡張します。コンテンツ制作においては、制作に必要なフローがレコメンドされるようにします。運用においては新たにGoogle Analytics・Google Search Consoleと連携し、Keywordmapで一元管理する各種データを自動で集計・分析し、効果検証と同時に改善策が提案されるようにします。
〇ツール画面イメージ
・「デイリーレポート」機能
Google Analytics・Google Search ConsoleのデータをKeywordmapの順位データと組み合わせ、1つの画面で要点をまとめます。各指標(PV・CV等)から抽出された課題を、視覚的に短時間で把握できます。
※画面イメージ
・「検索順位レポート」機能
登録済みの注力しているキーワードの日次の動向に加え、サイト全体での想定流入数の推移と検査順位の変動も把握することができ、サイト全体の数値を基にした戦略策定・運用に役立ちます。また、自社のコンテンツ順位の上下から、キーワードグループごとに順位変動を追跡し、競合サイトと比較して重要キーワードの順位勝敗を一目で確認できるなど、キーワードの順位に焦点を当てた様々な調査が可能です。
※画面イメージ
・「GA/GSCデータ」機能
Keywordmapで登録した記事URLとGoogle Analytics/Google Search Consoleデータを組み合わせて、記事ごとのパフォーマンスを実数値で確認できます。順位などの重要指標が下がっているページがある場合ら、すぐにリライト作業へ誘導する導線も用意されており、効果検証~改善施策実行までシームレスな運用が可能です。
※画面イメージ
・「記事作成タスク」機能
一連の流れに沿って、キーワード選定・記事構成案作成・執筆&チェック・記事構成と文章の見直しを行うことができます。ツールのアドバイスをもとに、記事作成を手軽に効率よく行うことが可能です。
※画面イメージ
・「記事作成タスク|キーワード選定」機能
対策したいキーワードを自分で入力し選択する形式と、任意で競合サイトを入力し、競合が対策しているキーワードと自社との関連性などを加味したうえで自動的に提案されるおすすめからキーワードを選ぶ形式の2パターンからキーワード選定を行います。競合サイトを設定した場合は、自社と競合それぞれの対策領域が比較できるので、自社の弱みを補強する、強みをさらに伸ばすといったキーワード戦略を立てることができます。最終的には検索ボリューム、SEO難易度、E-E-A-T度、自社の順位、順位比較、競合の対策率のデータを元に、自社が対策したいキーワードを選択することが可能です。
・「記事作成タスク|記事構成案」機能
取り入れるべき見出しを、上位サイトに共通して含まれているトピックやサジェストワードなどの候補から手動で選ぶ形式と、KeywordmapのビッグデータとChatGPTを掛け合わせて自動で見出し案を生成する形式の2パターンがあります。検索上位を獲得するための高品質な記事構成案を、用途に合わせて手軽に作成することが可能です。
・「記事作成タスク|執筆&チェック」機能
前ステップで作成した記事構成案をもとに、ツール内で記事を執筆することができます。ツール内で執筆した内容については、共起語等の推奨ワードの含有率や上位サイトの平均文字数との比較などから算出されたスコアを確認することができます。これにより感覚に頼らないロジックに沿った記事執筆が可能となり、SEOの観点で重要な要素を抜け漏れなく盛り込むことができます。
・「記事作成タスク|記事構成と文章の見直し(リライト)」機能
上位サイトに共通する見出しトピック・タイトルや共起語等を参考にしながら、自社の記事構成案の見直しを行うことができます。共起語等の推奨ワードの含有率や上位サイトの平均文字数との比較などから算出されたスコアを確認しながら、効果的なリライトを進めることができます。
CINCは今後も、自社のテクノロジーを駆使したソリューションの開発と提供を通じてクライアントの利益最大化に取り組んでまいります。
■ Keywordmap(キーワードマップ)について
集客戦略やサービス改善を実現するための調査分析ツールです。2016年のリリース後、戦略系コンサルティングファーム、デジタルマーケティングエージェンシー、サービス提供企業、メディア運営者まで、幅広くご活用いただいています。
■ 関連メディア「Keywordmap ACADEMY」
デジタルマーケティングの基礎知識・最新情報が学べるメディアです。
URL:https://keywordmap.jp/academy/
【会社概要】
CINCは、「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、ビッグデータの活用を強みとしたWebマーケティングのツール開発からマーケティングコンサルティングを展開しています。独自のデータ収集技術、AI・機械学習技術と、データ解析の知見を基に、誰もが・短時間で・簡単に・高度なビッグデータ解析ができるツールの開発・提供、プロフェッショナルが戦略立案から実行支援まで一気通貫で伴走するマーケティングコンサルティングの提供を通じて、クライアントのビジネスの成長に貢献します。
会社名:株式会社CINC(シンク)(東証グロース 証券コード:4378)
代表者:代表取締役社長 石松友典
設立:2014年4月
本社:東京都港区虎ノ門一丁目21-19 東急虎ノ門ビル6F
事業内容:
(1)ソリューション事業
(2)アナリティクス事業
会社ホームページ:https://www.cinc-j.co.jp
採用情報:https://www.cinc-j.co.jp/recruit/
運営メディア「Marketing Native」 :https://marketingnative.jp/