アジケ、【銀行のWebアクセシビリティ調査レポート】を公開。日本の銀行のWebサイトのアクセシビリティ達成度は60%程度

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“仕組みのデザイン*1”をテーマにUXコンサルティング、事業デザイン、UI/UX改善などを手がけるサービスデザイン会社の株式会社アジケ(本社:東京都目黒区、代表取締役:梅本周作、以下:「アジケ」)が日本の銀行の「アクセシビリティ*2」の取り込み状況に関して独自で調査し、主な結果をまとめましたのでご報告いたします。

(*1:課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることです。例えば「DX」も仕組みのデザインのひとつ。教育現場や製造現 場、店舗など多数の場所においてDXの推進を支援しています。)
(*2:  英語では“Accessibility”で、「近づきやすさ」、「利用のしやすさ」、「便利であること」などと訳されています。 一般的には、「利用者が機器・サービスを円滑に利用できること」という場合に使われています。)

◾主な調査結果

  • 調査を行った銀行65行の全体の達成度は6割程度。アクセシビリティの観点で改善の余地がある。

  • 地方銀行と比較してメガバンクの評価基準の達成率が高く、地方銀行のアクセシビリティの対応に課題がある。

  • ログインフォームに関する評価基準はいずれも達成率が半分以下。エラー時の原因が不明確であり、具体的な行動が示されないフィードバックを行っているログインフォームが多い結果。

◾️全体の達成率

銀行65行全体における評価基準の達成率は61.6%でした。

◾️銀行種類別の達成率

メガバンクの評価基準の達成率は93.3%。

地方銀行の評価基準の達成率は60.0%。

◾️調査概要

目的: 金融業界のアクセシビリティの現状を把握し、強化を促すため。

対象: メガバンク3行、第一地方銀行(以下、地方銀行)62行のWebサイト

TOPページ及び特定の下層ページ(アクセス数が多く、Webサイト全体のアクセシビリティの取り組み状況を判断できるものと想定)

期間: 2023年8月28日〜9月8日

方法: 「WCAG2.1※」の評価基準の内、適合レベル「A」及び「AA」の達成状況を確認

企画: 株式会社アジケ

※WCAG2.1:WCAGは、「Web Content Accessibility Guidelines」の省略表記で、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するガイドラインのことです。W3C(World Wide Web Consortium)においてアクセシビリティ関連の活動を行うWAI(Web Accessibility Initiative)によって策定されます。


◾️調査の詳細な結果はこちらからご覧いただけます

URL:https://ajike.co.jp/document_download/report_bank

◾️勉強会を実施します

アジケが提供するサービスの内容や実績/事例だけでなく、社内のDX化の推進やCX向上のための基礎知識についてまで、ご要望に応じた内容で勉強会を実施いたします。

デザインについての勉強会の実施を希望されている方は下記までお問い合わせください。

▶︎お問い合わせ:https://ajike.co.jp/contact


◾️サービスデザイン会社「アジケ」について

会社名   :株式会社アジケ

所在地   : 〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-10-9 VORT青葉台 4階

代表取締役 : 梅本 周作

設立年月  : 2007年8月27日

事業内容  :UXデザインコンサルティング、サービスデザイン、

       スマートフォンアプリの開発

URL    :https://ajike.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

PR・マーケティング担当

pr@ajike.co.jp

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