横浜市民防災センター入口に設置された「ネツミル® Academic Public」
横浜市民防災センターは、「楽しく学んでしっかり備える」をキャッチフレーズに、地震の揺れや初期消火、煙からの避難、災害の疑似体験など、様々なコンテンツを体験することで、市民の皆様に自助・共助の大切さを学んでいただくための、横浜市唯一の防災体験型学習施設です。自治会や小学校、企業の社員研修など、毎年10万人以上の方が来場し、コンテンツを体験するほか、大規模な防災イベントを年に数回開催しています。今回、横浜市民防災センターで働く職員と来館される市民のみなさまの感染症対策を目的として、実証実験が実施されました。
実証実験では、横浜市民防災センターの入口に車いすの方や小さなお子様にも対応したモデルの「ネツミル® Academic / Public」が設置され、来館者の検温を行いました。また、発熱者を検知した際に情報が通知される専用タブレットも施設受付に設置され、受付業務との兼任運用を行うことで、職員の業務効率化を図りました。
1ヵ月の運用期間を通して、多くの来館者の検温を行い、兼任運用が可能なソリューションとして、非接触型かつ完全ウォークスルー型の検温が実現されました。
実証実験以前、横浜市防災センターでは、ハンドガンタイプの検温器を使用して、防災センターの職員が来館者一人ひとりの検温を行っていましたが、ネツミル®の設置により、職員および来館者の接触機会が減り、感染リスクが低減すると共に、職員の検温に割く業務時間を削減するという効果が確認できました。
また、横浜市民防災センターは市民の学びの場となっているため、小さいお子様や車いすの方も多数来館されますが、2台搭載されたAIサーマルカメラのうち1台で漏れなく検温を行うことができました。運用についても、電源ボタンを押すだけで検温可能な状態になるため、機械の操作に慣れていない職員でもスムーズな運用を行えたとご評価いただきました。
横浜市民防災センターの外観
・横浜市民防災センター職員のコメント
横浜市民防災センターでは一週間を通して、
多くの市民の皆様が訪れますが、検温に関
する業務が効率化され、職員の負担が減り
ました。
団体のご来館者様がこられた際も、入口付
近で検温の為の時間を設けることなく、
そのまま施設に入っていただけるので、ご
来訪者様にも安全な環境をご提供すること
ができました。
「ネツミル®」は、独自開発の専用アプリとAI顔認識サーマルカメラを利用し、完全ウォークスルーで同時に20名までリアルタイムにモニタリング可能な検温ソリューションです。発熱を検知した場合は付属のタブレットに発熱者情報を送信する仕組みなのでソーシャルディスタンスを保つことができ、カメラの脇に専任の担当者を配置する必要がないため、業界初の実質人件費ゼロ円運用を実現します。また、送信される発熱者情報は、社内ネットワークやインターネットに一切接続しないため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。
他にも、
・マスク未着用者を自動検知し、音声で注意喚起が可能
・画面・アラート音、アラート表示のカスタマイズが可能
・検温しながらサイネージウィンドウで広告などを動画や静止画で告知可能
など独自機能があり、設置場所や用途に応じて設定変更が簡単に行えます。
（参考）
ネツミル® に関する各種モデル・価格等の情報は公式サイトhttps://netsumiru.com/ にて掲載しております。
（導入事例）
中部国際空港セントレア、渋谷区役所ならびに関連４施設、慶應義塾大学病院、学習院大学、鴎友学園、城西学園他学校法人をはじめ全国の学校法人・医療法人など、多数導入実績がございます。
（協賛事例）
・IFCAA 2022 YOKOHAMA 実行委員会
2022.6.6-9 IFCAA 2022 YOKOHAMA
・東京消防庁主催
2022.1.6 令和4年東京消防出初式
・香川県善通寺市主催
2021.3.15-4.16 産官学連携プロジェクト「ITCAMP善通寺2020」
・東京都戦略情報推進本部主催
2020.11.5-11. 8 あたらしい生活様式 なるほど博
2020.11.8-11.30西新宿の働き方 なるほど月間
・KDDI ∞ Labo 主催
2020.7.16「MUGENLABO支援プログラム2020」
2020.8.16-9.15 JOYSOUND池袋西口公園駅前店にて実証実験
ほか
※ネツミルは体表温度を測定する機器です。体温測定や診断目的の温度検知では医療機器を使用してください。
