書籍刊行の趣旨と背景
匠の技術をM&Aでつなぐ~ジャパンブランドを世界に~
多様化する顧客ニーズ、海外メーカーの台頭、特定の取引先・製品への依存など、製造業には数多くの課題が存在しています。
そうしたさまざまな課題を解決する手法として、近年「M&A」が注目されています。ただし、大きなメリットがある一方、正しく進めなければ失敗してしまうリスクもはらんでいます。
著者の日本M&Aセンター 業種特化事業部 製造業専門グループ 藤川 祐喜は、年間250社以上の経営者と接し、M&A支援実績も多数有しています。その経験とノウハウを基に、業界の歴史と未来を読み解き、業界再編を含めた業界の動向や、事業承継・事業成長の大きなヒントとなるM&Aの考え方などについて解説。M&Aの概論から業界特有の専門的な知識まで網羅した一冊となっています。
なお、本作は日本M&Aセンター業種特化事業部として出版する書籍のシリーズ第5弾であり、今回5業種を対象に5作を一挙に発刊いたしました。本著のほか[物流業界編][調剤薬局業界編][食品業界編][IT業界編]を刊行しました。
書籍概要
著者:株式会社日本M&Aセンター 業種特化事業部 製造業専門グループ 藤川 祐喜
出版社:クロスメディア・パブリッシング
出版形態:Amazonプリント・オン・デマンド
定価:1,628円(本体1,480円+税10%)
詳細はこちら:https://www.nihon-ma.co.jp/groups/publication/978-4295407263.html
目次
はじめに
第1章 製造業が抱える課題と未来の展望
経営者としての花道に心残りがないように
製造業M&A特有の論点
日本の金型産業が抱えている課題
金型業界で進行する業界再編
単一の技術では生き残れない
日本電産のM&A戦略
日本の製造業の未来のために
第2章 製造業におけるM&Aの動向
「成長期」にある日本の製造業
需要の転換期に向けた対策を
次世代を見据えた戦略のためのM&A
大手企業に見られる「事業の選択と集中」
中堅・中小企業のM&A増加の背景
製造業M&Aのメリットとデメリット
想像以上の成果をもたらしたM&Aの事例
失敗のないM&Aのために
これからの製造業を見据えて
第3章 M&Aで解決できること
日本の中堅・中小企業のチカラ
「後継者」と「地域」の視点で発展を図る
事業承継の解決策としてのM&A
M&Aの7つの手順
M&Aの「よくある疑問」Q&A
成長戦略としてM&Aを選んだ企業
コラム
企業評価の3つの手法
おわりに
著者プロフィール
藤川祐喜(ふじかわ・ゆうき)
株式会社日本M&Aセンター 業種特化事業部 製造業専門グループ チーフ
1984年生まれ、大阪府出身。大阪府立大学大学院工学研究科修了後、キーエンスにて製造業向けコンサルティングセールスに従事。中小企業から上場企業まで幅広く担当し、工場の生産性向上に大きく貢献することで複数回表彰を受賞。日本M&Aセンター入社後は製造業専門グループの立ち上げに参画し、製造業M&Aの専任担当として全国の中堅・中小企業の支援に取り組んでいる。
【株式会社日本M&Aセンターホールディングス(東証プライム:2127)】
会社名: 株式会社日本M&Aセンターホールディングス
本社所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 24階
事業内容: グループ会社の経営管理等
設立: 1991年4月
拠点: 東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、沖縄、シンガポール、インドネシア、ベトナム、
マレーシア、タイ(現地法人および連結子会社である日本M&Aセンターの拠点を含む)
【株式会社日本M&Aセンター】
株式会社日本M&Aセンターは、2021年4月に創業30周年を迎えました。M&A仲介業のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計7,000件を超えるM&A支援実績を有しています。会計事務所・地域金融機関・メガバンク・証券会社との連携も深めており、事業承継やM&Aに関する相談機会の創出を加速し、マッチングを強化しています。国内7拠点、海外5拠点(日本M&Aセンターホールディングスの現地法人含む)を構えています。
◆M&A成約件数のギネス世界記録™ 認定◆
正式記録名 「M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務の最多取り扱い企業」
(対象年度2020年、取扱件数783件)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社日本M&Aセンター 広報担当 pr@nihon-ma.co.jp