※1:各宗派を開かれたお祖師さまや、大本山の発展に深く関わったお祖師さまの法要
●全国8ヶ所を巡る、新たなプロジェクトがスタート!「總持寺 世界禅Challenge – Zen in One –」
この度、「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌 特別企画」のシンボル施策である体験型イベントの一つとして、新たなプロジェクト「總持寺 世界禅Challenge – Zen in One -(https://zen-in-one.jp/)」がスタートいたします。
本プロジェクトは、人種や性別、 年齢や国籍、宗教や宗派を超え、「坐禅」を通して全員がひとつになるという想いを込めた “Zen in One” をテーマとしたプロジェクトです。アクションとしては、11月から約半年をかけて全国8ヶ所(北海道、岩手県、神奈川県、石川県、福井県、愛知県、岡山県、福岡県)にある寺院を巡り、横浜鶴見の大本山總持寺とオンライン中継でつなぎ「坐禅体験」「法話・クイズステージ」などを実施します。
第1弾の会場は、11月5日(日)、石川県輪島市に佇む「大本山總持寺祖院」と、横浜鶴見の「大本山總持寺」の2ヶ所で同時開催することが決定いたしました。
またプロジェクトの様子は、「TOKYO FM / JFN」朝の人気番組「ONE MORNING」とのタイアップ企画として、「NEW TREND ONE supported by 總持寺 世界禅Challenge(https://www.tfm.co.jp/sekaizen/)」(JFN36局ネット)のコーナーでも、毎⽉第3⽉曜⽇に放送されます。ぜひ、お楽しみに!
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教えの根幹は坐禅にあり、全国に教えを広めた瑩山禅師
私たちは、自分の中には無い「素敵な何か」を手に入れる事で心を満たそうとしてしまいます。
禅では「自分の脚下(あしもと)」を大切にします。自分の他に向かって「素敵な何か」を探し求めても、そこに真の安らぎは無いと、たくさんの禅僧が様々な言葉を尽くされています。自分の脚を組み、手をおさめる。目・耳・口、吸う息と吐く息。「私」をまごころで大切に扱ってひとつになる。瑩山禅師が日本全国に広めた「曹洞宗の教え」の根幹はそんな坐禅にあります。
現代社会は沢山の情報に溢れ、たとえ有益な情報がつまった精緻な地図を手にしても、「自分の脚下」を指す「↓現在地」の印がなければ迷ってしまうのです。様々な瞑想やメソッドをならう事も素晴らしいですが、50年に一度の特別な年に「私をならう坐禅」を一人でも多くの方に体験していただきたいと考えています。
大本山總持寺大遠忌局 局長 三村契一
《プロジェクト概要》
・プロジェクト名: 總持寺 世界禅Challenge – Zen in One –
・主催:曹洞宗大本山總持寺
・特別協力・開催寺院:曹洞宗大本山永平寺
●イベント概要
イベントのプログラムは近日公開となりますが、当日は小さなお子さんから大人まで気軽に参加できる企画を予定し、特別な体験としての「坐禅」ではなく、“坐禅の心で日常を生きる”に繋がるきっかけをお届けいたします。
▷1回目開催(詳細は近日公開)
開催日時:11月5日(日)
メイン会場:總持寺祖院(〒927-2156 石川県輪島市門前町門前1-18-1)
大本山会場:大本山總持寺 瑞応殿(〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1)
参加費:無料
▷2回目以降の開催予定地
定光寺(北海道釧路市)/ 正法寺(岩手県奥州市)/ 正法寺(愛知県名古屋市) / 洞松寺(岡山県小田郡)/
安國寺(福岡県福岡市)/ 大本山永平寺(福井県永平寺町) / 大本山總持寺(神奈川県横浜市)
●タイアップ企画「NEW TREND ONE supported by 總持寺 世界禅Challenge」について
ユージ、吉田明世がパーソナリティを務める、全局38ネットで展開されている「TOKYO FM / JFN」朝の情報番組「ONE MORNING(https://www.tfm.co.jp/one/)」。それぞれの朝に、それぞれの価値観を」をコンセプトに、新しい一つの価値観を提案しシェアしていく朝のジャーナルプログラムとして、月曜日から金曜日朝6時から番組を放送中!
今回は番組とタイアップを組み、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスする人気コーナー「NEW TREND ONE」にて、9月18日(祝・月)を皮切りに、毎月第3月曜日にコラボ企画をお届けいたします。スマートフォンやアプリ・パソコンでラジオが聴ける「radiko」でも無料配信しますので、お見逃しなく!
《参考》
●「曹洞宗(そうとうしゅう)」について
今から800年ほど前の鎌倉時代に「道元禅師(どうげんぜんじ)」が正伝の仏法を中国から日本に伝え、「瑩山禅師」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。現在では、全国に約15,000の寺院と、1,200万人の檀信徒※2がいます。坐禅の教えを拠りどころとするため、修行の根幹は坐禅の実践ですが、坐禅だけでなく、日常生活の一つひとつを、感謝と喜びの心で、瞬間瞬間をていねいに実践し続けることを修行と捉えています。日々の生活を意識して行い、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の目指す生き方です。※2:仏教に帰依し、お寺や教団を護る人々
● 「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」について
鎌倉時代、戦乱・疫病・震災。困難な時代の中、身分や性別の区別なく多くの人々を救った瑩山禅師の教えは、現代を生きる私たちの心の杖として色褪せることなく大切に受け継がれてきました。
この度、「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」をきっかけとし、多くの方々に瑩山禅師が紡いできた“ことのは”に込められた思いや、教えを身近に感じていただけるよう、”相承~大いなる足音がきこえますか~”をテーマとした様々な取り組みを行なっています。
<これまでの取り組み>
◯2023年4月
∟[曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」のメインビジュアルを発表
∟總持寺の公式ホームページ、パンフレットを新しいメインビジュアルで一新、よりわかりやすく情報をお届け
∟總持寺の参道には700回大遠忌を記念して制作された100本ののぼりや、メインビジュアルの看板を設置
∟千畳の畳が敷き詰められた広大な本堂「大祖堂」の前に、700回大遠忌の為に特別に切り出された大木で高さ10mに及ぶ大角塔婆を建立
◯ 2023年5月以降
本取り組みのシンボル施策として、太祖 瑩山禅師の教えを体現する、体験型のイベントを順次開催
∟5月6日(土)開催「總持寺 ひかりの誓願 〜夜空に願いを、灯りに未来を〜」
<過去のイベントの様子>