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開催の背景
2020年から小学校ではプログラミングが必修となり、授業でも扱われるようになりました。ただし、小学校での学習はプログラミング的思考を養うものであるため、小学生が本格的なプログラミングやITに触れる機会はまだまだ少ない状況です。
当社では2010年から法人向けにIT専門定額制研修「SEカレッジ」を運営しており、ユーザーにはお子様を持つ親世代の方も多くいらっしゃいます。そこで、お子様の自由研究の題材にしていただけるよう、プログラミングを使いメタバースを作ることができる親子参加の講座を開催いたしました。
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当日の様子(8月5日)
講師として村上 史尚氏が登壇し、5組のご家族が参加されました。
メタバースを体験
まずは、本講座でメタバースを作るツール「BLOCK VROCK」について紹介がありました。BROCK VROCKはノーコードかつWebブラウザのみでメタバースを作ることができるプログラミングツールなので、プログラミングの知識がなくても簡単にメタバースを作ることができるとのことでした。
その後、講師が事前に作成したBLOCK VROCKのメタバースを参加者に共有し、全員メタバースに入りました。自由にアバターを動かし、メタバースを体験しました。
VR空間・メタバースを制作
BLOCK VROCKを使い、VR空間の背景を変更したり、空間にモノを配置したり、モノに動きを付ける方法のレクチャーがありました。VR空間をメタバースにする方法も学び、その後は学んだことを活かして自由にメタバースを改造する演習が始まりました。お子様は夢中でメタバースを制作し、親御様はその様子を見守り、時には手助けをしながら演習が進みました。
参加者が制作したメタバースに参加
演習終了後は、各参加者が作成したメタバースへ全員で入室し観察しました。それぞれ異なる改造をしており、楽しく体験をしあっている様子が見えました。
なぜプログラミングを勉強するのか
最後に講師がプログラミングを勉強する理由について、「答えのない問題を解決する力を身に付けるため」とお話しされました。社会に出ると答えのない問題に面する機会が多いため、今のうちにプログラミングを通して答えのない問題を解決する練習を行うことが大切とのことでした。
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参加者の声(一部抜粋)
■参加したご家族の感想
夏休みの思い出作りにと小学2年生の娘と参加しました。小学3年生以上が推奨だったので、理解できるか不安でしたが、パソコンに触れ、簡単なメタバース空間をにこにこしながら作っている姿が微笑ましく、一緒に参加して良かったなと思います。今回の体験を機にプログラミングに興味を持ってもらえると嬉しいですね。
■参加したお子様のご感想
パソコンでパズルのようなものを組み合わせるといろいろな画面に変わるところが楽しかったです。またスマートフォンでも自分が作った画面の中で、かわいい女の子のキャラクターを動かせておもしろかったです。
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今後の展望
今後も当社では社会人を中心に、サービスやイベントを通してITを学ぶ機会を提供し、国内で不足するIT人材の育成に貢献してまいります。
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主催:SEカレッジについて
SEカレッジは「すべての企業にIT基礎教育を提供し、”変化”に対応できる人材を育てる」をミッションとしたIT専門定額制研修です。2010年のリリース後、現在では461社、約30,000名のユーザーにご利用いただいております。(※2023年4時点)
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株式会社SEプラスについて
社名:株式会社 SEプラス / SE plus Co., Ltd.
所在地:〒102-0084 東京都千代田区二番町11-19興和二番町ビル2階
電話番号:03-6685-5420
資本金:1,750万円(東証スタンダード上場SEH&I 100%出資)
公式YouTube:https://www.youtube.com/c/SEplusITeducation
IT書籍に特化した出版社「翔泳社」の一部門としてIT教育サービスを開始。
2001年にグループ会社として独立し、IT人材教育サービス事業、医療/コメディカル系人材紹介事業の2つの事業を実施。
IT人材教育サービス事業では、情報処理試験対策eラーニング「独習ゼミ」やIT特化型定額制研修サービス「SEカレッジ」などBtoB向けのIT教育を中心に展開。
”本当に価値あるIT教育とは何か?”を常に考え、既存サービスにとらわれず、いまの課題を解決できるようなIT教育サービスを開発し続ける。