パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下パナソニック コネクト)は、i-PRO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾崎 祥平、以下i-PRO)の夜間・暗闇でも監視が可能な新型の屋外用小型球体IR-PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラ2機種(以下本機種)を2023年10月・11月より取扱い開始します。
本機種は、最長照射距離250 mのIR-LED(赤外線LED)、光学40倍ズームレンズを搭載し、昼夜問わず河川の水位監視や、工場・インフラ施設・建設現場といった広範囲の監視が求められる環境でご活用いただけます。
更に、IR-LED搭載PTZカメラとしては初となる(※1)AIプロセッサーを、業界最小(※2)かつ軽量の筐体に搭載しています。AIアプリケーション(※3)を用いた動体検知による侵入検知や、標準搭載のAI自動追尾等により、監視業務の効率化や監視人員の削減に貢献します。
また、筐体の小型化・軽量化(従来比(※4)約1/3)を実現したことにより、従来のIR-PTZカメラ(※4)や高ズーム倍率のPTZカメラ(※5)では設置が難しかった天井高の低い場所や軒下への設置が可能です。
加えて、耐重塩害仕様(ISO14993準拠/対象品番:WV-X66300-Z4LS)、防塵防水規格”IP66”や耐衝撃保護等級”IK10”の対応により、潮風の吹く沿岸地域など様々な環境への安心・安全なセキュリティ設備の導入にお役立ちします。
■主な特長
1. 業界最小かつ軽量のコンパクトな筐体で施工性を向上
業界最小かつ従来比(※4)約1/3の重量の筐体により、少人数での設置が可能となります。
また、新LANケーブルカバーにより、施工性をさらに改善します。
2. 高い耐環境性と耐衝撃性
耐重塩害仕様(ISO14993準拠/対象品番:WV-X66300-Z4LS)や防塵防水規格”IP66″、耐衝撃保護等級”IK10″にも対応し、様々な環境での設置・運用が可能です。
3. IR-LED照射距離250 m、光学40倍ズームレンズを搭載
照射距離250 mのIR-LEDと光学40倍ズームを搭載し、昼間のみならず、光源の無い夜間でも広範囲監視や遠距離での詳細監視を実現します。
4. 高速・高精度・高耐久性のPTZ機構を搭載し、映像のロスを削減
パン速度は業界最速クラスの最大700°/秒。プリセット移動中にパン・チルト・ズーム・フォーカスの動作を同時に行うことでプリセット時間の極小化を実現。これにより、被写体を素早くとらえ映像の品質を向上します。また、高耐久ギアの採用でメンテナンス頻度も軽減します。
▼PTZ機構の実例動画
5. AIアプリケーションと高精度のAI自動追尾機能に対応
IR-LED搭載PTZカメラで初めて動体検知をはじめとする豊富なAIアプリケーションに対応。AIによって、人や車両を的確に検知することでスムーズな被写体の自動追尾を実現します。
▼AI自動追尾の実例動画
6. データの改ざんやなりすましを防ぐサイバーセキュリティー性能
第3者機関発行の電子証明書(GlobalSign(R)(※6))に加えて、FIPS 140-2 Level3(※7)に認定されたハードウェアを搭載し、データ保護性能を強化。
パナソニック コネクトは今後もお客様現場の課題に向き合い、映像セキュリティソリューションを提供することで社会の安心・安全と変革に貢献し、多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1 i-PRO社製
※2 屋外用PTZカメラ中、高さの比較。2023年5月時点i-PRO社調べ。
※3 別売。
※4 WV-S6532シリーズ/WV-X6533シリーズ
※5 WV-S65340シリーズ
※6 GlobalSign(R)はGMOグローバルサイン株式会社の登録商標。
※7 FIPS 140-2は、米国連邦情報処理標準規格(Federal Information Processing Standards)で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格。Level3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベル。
▼監視・防犯システム
▼i-PROブランド取扱いのご案内
▼i-PROブランド ネットワークカメラ商品一覧
▼パナソニック コネクトの映像セキュリティソリューション
【パナソニック コネクト株式会社について】
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,500名の従業員を擁し、売上高は1兆1,257億円(*)を計上しています。「現場から社会を動かし未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
* 2022年度売上高
■人権の尊重と企業価値の向上に向けて
パナソニック コネクトは、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつと位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高いカルチャーを目指しています。
「少数であること」やその他の理由で権利が守られていない状況に対しては、妥協できない「人権」の問題として取り組みます。
例えば、2016年、国内の人事制度運用上の配偶者に「(同性婚も含む)事実婚を結婚したものと同様に取り扱う」ことを発信するなど、家族の在り方の多様化に対応しています。
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